基本情報技術者平成31年春期 午前問52

問52

ある会場で資格試験を実施する際のアクティビティである"受付"と"試験"の依存関係のうち,プレシデンスダイアグラム法(PDM)の開始-終了関係はどれか。
  • 受付の開始から30分経過したら,試験を開始する。
  • 受付の終了から10分経過したら,試験を開始する。
  • 受付の終了から45分経過したら,試験を終了する。
  • 試験の開始から20分経過したら,受付を終了する。

分類

マネジメント系 » プロジェクトマネジメント » プロジェクトの時間

正解

解説

プレシデンスダイアグラム法(PDM法)は、個々の作業を四角で囲み、作業同士を矢印で結ぶことで作業順序や依存関係を表現する図法です。

作業同士の関係を表すという意味ではアローダイアグラムと同じですが、アローダイアグラムでは作業を矢印で結合点を丸のノードで示すので、記述方法が根本的に異なります。またアローダイアグラムでは、ある作業の終了が別の作業の開始条件となる「終了−開始」(FS:Finish to Start)の依存関係しか表現できませんが、プレシデンスダイアグラムではこの他に、「開始-開始」(SS:Start to Start)、「開始-終了」(SF:Start to Finish)、「終了-終了」(FF:Finish to Finish)の関係を記述できることが特徴です。
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  • 受付の開始が試験の開始条件となるため、開始-開始関係です。
  • 受付の終了が試験の開始条件となるため、終了-開始関係です。
  • 受付の終了が試験の終了条件となるため、終了-終了関係です。
  • 正しい。試験の開始が受付の終了条件となるため、開始-終了関係です。
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