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独学で基本情報技術者試験を受験する場合、参考書選びは重要です。売れているテキストを選ぶのもいいですが、書店で実際に見て自分に合う本を選ぶことが大事です。

基本情報技術者試験 おすすめ参考書・問題集

基本情報技術者の参考書は、春秋2回の問題の傾向や新出題を踏まえて年1回の改定が行われています。(毎年11月〜12月が新年度版の発売時期です)

現在発行されている基本情報技術者試験対策テキストは、

  • 平成30年度 イメージ&クレバー方式 栢木先生の基本情報技術者試験教室
  • かんたん合格 基本情報技術者教科書 平成30年度
  • キタミ式イラストIT塾 「基本情報技術者」 平成30年度
  • ニュースペックテキスト 基本情報技術者 平成30・31年度(オールカラー)

などがありますが、私がおすすめするのは、やはりイメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木(かやのき)先生の基本情報技術者試験教室です。

栢木先生の基本情報技術者試験教室」シリーズ は「イメージ&クレバー式」というようにネコをキャラクターしたり、挿絵を多く使うなど「文とイメージを同時に頭に入れることで初めて学ぶ知識がわかりやすい」と、この試験では定番のシリーズです。私も初級シスアド試験・基本情報技術者試験とお世話になりました。
私はITパスポート試験においてもこの参考書を薦めていますが、実はこの本は、基本情報技術者試験のほうがより実績をあげています。はじめて触れる人にはとっつきにくいデータベースのSQL文や情報基礎などのテクノロジ分野の深い部分を、理解が早まるように筆者が考え出したのが、絵と例えをつかって脳にイメージとして記憶されやすくするという「イメージ&クレバー式」なのです。

試験範囲で重要な項目を丁寧に解説してありますので、文章だらけの教科書が苦手な方にはもってこいです。文章が少なく行間も広めでさらに、コミカルな猫の挿絵のおかげでのため教科書という感じが少なく読みやすさは抜群です。
このシリーズの中で私が一番気に入っているのは、各単元ごとにまとめられている「○○とくれば■■」という要点のまとめです。どれも一行、多くても二行で書かれていて非常にわかりやすく、テキストを読み込むときも要点だけをすばやく復習することができました。
資格試験のテキストというと、「試験範囲をくまなく解説」を売りにしている本が多い中、出題回数の少ない分野をばっさり切り捨てて、重要な分野を中心として合格点を取ることを第一目的に考えられたこの本のコンセプトはなかなかすごいと思います。

その反面、過去問題の中にはこの参考書では解説されていない論点が出題されていることもあります。「出題回数が多くない論点は合格点獲得だけを目指すためには必要ない」と参考書から省かれているのです。よって試験範囲を完全に網羅するには必然的に下で説明する過去問題集での演習が必要となってきます。

他の本についても紹介しておきます。

キタミ式イラストIT塾は、栢木先生の参考書でも難しく感じてしまう受験者に向いているかと思います。表紙に「わかりやすさに自信あり」と掲げており、詳細な技術要素よりも、まず参考書を一通り読んで用語や計算に慣れることを重視した構成になっています。
その点が評価されてか、プログラムやSEを目指しているわけではない文系学生や事務職の人などからの人気が上昇しています。ただしこの本だけでは、「本試験(特に午後)には対応できない」とのレビューも寄せられていますので、必要に応じて他の参考書も購入する気持ちでいたほうがいいでしょう。
この参考書のページ数は基本情報技術者試験対策の参考書の中でも随一の多さのため、手に取った時には気が重くなるかもしれませんが、このページ数の多さはイラストや漫画が多用されているからでしょう。文章量は他の参考書と比べても特別多いわけではありません。非常に親しみやすい内容になっていますので、可能であれば一度中身を見てみることをおすすめします。

ニュースペックテキスト 基本情報技術者は、資格の学校「TAC」が出版しているテキストです。TACは、試験の度に解答速報を公開するなど、情報処理技術者試験受験者の中では著名な存在です。従来は通信講座が主な商品だったのですが、昨今はテキストの出版にも力を入れてきているようです。企業として長い間情報処理技術者試験に携わることで得た知見と、通信講座で培ったノウハウが1冊の参考書に詰め込まれています。売れ筋の参考書の中で唯一オールカラーなこともお勧めポイントです。

午後試験への対策本

基本情報技術者には、プログラム・アルゴリズムについて出題される午後試験があります。ほとんどの参考書では、アルゴリズムや流れ図には触れていても、プログラム言語(表計算を含む)について解説している書籍は皆無です。したがって知識とは別に、合格のために最低限必要なプログラム技能を習得するために、受験するプログラム言語の書籍で勉強することになってきます。

現在どれもできない人は、CASLU表計算を選ぶといいと思います。C言語やJavaは、実際の業務でもよくつかわれているので、今後にはつながり利用価値は高いのですが、覚えることも多く合格のための学習期間の数カ月で、合格レベルまで達するのには難しいという印象があります。(C言語のポインタは難しいですよ…)
CASLUは、この基本情報技術者試験のために開発されたアセンブラ言語でかなり単純化してあるため、下記の参考書などを読めば、全くプログラムにふれたことのない人でも短期間でも合格レベルに持っていけるプログラム言語です。また表計算は、すでに基本的操作を扱える人が多くほんのわずかな学習(関数や絶対参照・相対参照など)で、試験レベルの問題を解けるようになるからです。実際に出題された表計算の問題をみると、難易度的に過去の初級シスアドと同程度であり、短期間も十分可能なレベルではないかと思います。

午後の選択問題の対策には、以下4冊の本が有名です。

  • 基本情報技術者 表計算 とっておきの解法(5/19発売)
  • 基本情報技術者試験CASL2完全合格教本
  • うかる! 基本情報技術者 [午後・アルゴリズム編] 2018年版
  • 第3版 大滝みや子先生のかんたんアルゴリズム解法―流れ図と擬似言語

プログラムの経験が浅い方は、最小限の努力で合格するために「表計算」を選択されることをおすすめします。

基本情報技術者試験 おすすめ問題集

6〜7月(秋期試験対策)と11〜12月(春期試験対策)の2つの時期に刊行される過去問題集が中心となります。現在発行されている基本情報技術者試験対策問題集には、以下のようなものがあります。

  • 平成30年度【秋期】 基本情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集(6/15発売)
  • かんたん合格 基本情報技術者過去問題集 平成30年度秋期(5/25発売)
  • 基本情報技術者試験によくでる問題集 午後〈平成30‐01年度〉
  • 徹底解説基本情報技術者本試験問題 2018秋(アイテック)(7/18発売)

パーフェクトラーニング過去問題集は、情報処理技術者試験のどの区分でも常に一番人気をキープしている実績ある問題集です。本のサイズが多少大きく、1ページの紙面が大きいため、解説の情報量が多いのが人気の理由です。収録内容は、過去4期分の過去問題を紙面に収録し、さらにそれ以前の3期分の問題・解説をダウンロードすることができます。これを数回まわして午後の問題に慣れることで本番の試験でも普段と変わらぬ実力が発揮できるでしょう。
意外とうれしいのが、本番さながらのマークシート用紙そっくりな解答用紙がついていることです。本番はすべてマークシートで解答しますので、これに慣れておくことができるので重宝します。

個人的には 栢木本+パーフェクトラーニング過去問題集 が、現在のベストな組み合わせだと思っているのですが、やはり最終的には使う人に合うどうかだと思うので、自分に合う本を選んでくださいね。

Googleが提供するサービスGoogleBookではいくつかの参考書や問題集を50ページ程度プレビューできるので購入する本を吟味するのに役にたちますよ。(→GoogleBooks 基本情報技術者)

オススメの基本情報技術者対策本は、

  • テキストは栢木本
  • 問題集はパーフェクトラーニング
  • 午後対策にはiTEC午後試験対策
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