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H28春期午後問13について [0873]

 みみさん(No.1) 
H28春期午後問13空欄Cについて、
正解はアとなっていますが、何故イではダメなのでしょうか。
ア  IF(論理積(C9<1,C14<1),'Y','N')
イ  IF(論理積(C9>1,C14>1),'N','Y')
C9,C14共に1以上であればアでもイでもNになると思うのですが・・・。
2017.08.28 14:25
通りすがりの者さん(No.2) 
以前、私が投稿した内容をご覧ください。
H28年春の問13表計算の問題について[0804]
掲示板検索で上記を入力すれば出てきます。

大事な点は2点です。
・「A  かつ  B」の否定は「Aでない  かつ  Bでない」ではなく「Aでない  または  Bでない」
・「xxより大きい」の否定は「xxより小さい(xxを含まない)」ではなく「xx以下(xxを含む)」
2017.08.28 16:32
 みみさん(No.3) 
通りすがりの者さん
コメント有難うございます!
また、過去の質問の解答も拝見させていただきました。
「イ」の場合、C9>1,C14>1なのでC9とC14が共に1の場合は
Yになってしまうため誤答だと理解しました。

通りすがりの者さんがおっしゃっている、否定という考え方が
この問題に何故必要なのか理解ができなく・・・。
過去の解答にて
>>IF(論理和(C9≧1,C14≧1),'N','Y')
>>という選択肢なら正解です。
と記載がありましたが、C9とC14共に1以上でなければならないので、
論理和ではなく論理積ではないかと思うのですが・・・。

私の理解が乏しい部分もございますので、
考え方についてご教授いただければと思います。
2017.08.28 19:07
昨年合格者さん(No.4) 
横から失礼します。通りすがりの者さんが解説されている「大事な点」が正に大事です。

条件式(αかつβ)...①
が真となるためには、αとβが共に(同時に)真でなくてはなりません。α、βのどちらか1つでも偽であれば①は偽となります。選択肢のアに当てはめるとαがC9<1、βがC14<1となるので、選択肢アのが真となるためにはC9、C14が「共に」1未満でなくてはなりません。逆に言うとC9、C14の「どちらか1つ」でも1以上であればアは偽となります。つまり「両方『共に』1未満ならば真」と同値になるのは「『どちらか1つ』が1以上ならば偽」になりますので、
IF(論理積(C9<1,C14<1),'Y','N')

IF(論理和(C9≧1,C14≧1),'N','Y')
も同値になります。
一度「ドモルガンの定理」「ドモルガンの法則」などで検索をかけてみられるのが良いかと思います。
2017.08.28 20:35
通りすがりの者さん(No.5) 
C9<1を命題A、C14<1を命題Bとします。

問題文では、「A  かつ  B」ならY、それ以外ならNです。それ以外とは「A  かつ  B」の否定であり、それは、ド・モルガンの法則により「Aでない  または  Bでない」です。
つまり、
「A  かつ  B」ならY、「Aでない  または  Bでない」ならN
と言ってもいいし、
「Aでない  または  Bでない」ならN、「A  かつ  B」ならY
と言ってもいいです。

問題文の内容に置き換えると、
「C9<1  かつ  C14<1」ならY、「C9≧1  または  C14≧1」ならN
と言ってもいいし、
「C9≧1  または  C14≧1」ならN、「C9<1  かつ  C14<1」ならY
と言ってもいいです。
これらを論理式で表すと、
IF(論理積(C9<1,C14<1),'Y','N')  ・・・  ①
でもいいし、
IF(論理和(C9≧1,C14≧1),'N','Y')  ・・・  ②
でもいいです。

この問題では、①のように、問題文の表現の通りに論理式を作っています。しかし、②のように、問題文の表現の裏返しに論理式を作っている場合もあることに注意が必要です。例えば、H23秋期午後問13の設問2のgを見てください。
2017.08.28 20:39
通りすがりの者さん(No.6) 
昨年合格者さん
ありがとうございます。投稿するまで時間がかかり、私の方が後になってしまいました。一部、内容が重複しました。
2017.08.28 20:45
 みみさん(No.7) 
昨年合格者さん
通りすがりの者さん

詳しい説明有難うございます!
なるほど、否定で考えてみると
確かにどちらか一方が1以上であれば
Nになりますね!
イの選択肢も、否定で考えると
C9≦1またはC14≦1の時Yとなるので
誤りだと分かりました。

問題文の、「2年連続…」の部分だけ
意識していると論理積のはずだ、と
思い混んでしまいましたが、
問題文の通りに選択肢があるわけでは
ないのですね。
こういう思い込みが点を落とすんだろうな…
勉強になりました!
2017.08.28 21:10
通りすがりの者さん(No.8) 
補足します。

この問題では、2年連続・・・だから、まずは論理積と考えていいのですが、論理積の次の条件式もこれでいいかをよく見ないといけません。
IF(論理積(C9<1,C14<1),'Y','N')
も正しいし、それを裏返した
IF(論理和(C9≧1,C14≧1),'N','Y')
も正しいです。
この2つを見比べると、裏返すと、論理積は論理和に変わり、<は≧に変わります。

それから、先ほど書いたH23秋期午後問13の設問2のgは、正解はエの
論理積(相対(L1,row,1)≦ 相対(L1,row,-1),DeptPoint ≦20)  ・・・  ①
です。問題文の「第1本部の本部賞与合計と本部賞与合計上限の値を比較し,前者が後者を上回る,又は,本部加点が20を超えたときは,手順⑤に進む。それ以外のときは,手順②に戻る。」に沿うと、いったん
論理和(相対(L1,row,1)> 相対(L1,row,-1),DeptPoint >20)  ・・・  ②
と考えるのですが、これはループの終了条件で手順⑤に進む条件です。gに書くべきは、「それ以外のときは,手順②に戻る」というループの継続条件であるため、②を裏返し、①が正解となります。ウとキが②に似ていますが、完全なひっかけになっていません。どうせなら②を解答群に含めたら面白いと思うのですが・・・。
2017.08.28 21:56
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