HOME»基本情報技術者平成30年秋期»午前問43
基本情報技術者平成30年秋期 午前問43
問43
セキュアブートの説明はどれか。
- BIOSにパスワードを設定し,PC起動時にBIOSのパスワード入力を要求することによって,OSの不正な起動を防ぐ技術
- HDDにパスワードを設定し,PC起動時にHDDのパスワード入力を要求することによって,OSの不正な起動を防ぐ技術
- PCの起動時にOSやドライバのデジタル署名を検証し,許可されていないものを実行しないようにすることによって,OS起動前のマルウェアの実行を防ぐ技術
- マルウェア対策ソフトをスタートアッププログラムに登録し,OS起動時に自動的にマルウェアスキャンを行うことによって,マルウェアの被害を防ぐ技術
- [出題歴]
- 応用情報技術者 R5秋期 問42
分類
テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ対策
正解
ウ
解説
セキュアブートとは、コンピュータの起動時にOS起動ファイルやドライバのデジタル署名を検証し、起動プロセスを認証することで、不正なプログラムの実行を未然に防止する仕組みです。BIOSに代わる新仕様であるUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)で規定されていて、WindowsではWindows8以降が対応しています。セキュアブートを行うことで、HDDのブートセクタに感染するタイプのマルウェアの実行も防止できます。
- BIOSパスワードの説明です。
- HDDパスワードの説明です。
- 正しい。セキュアブートの説明です。
- セキュアブートはOS起動前のマルウェア実行を防ぐ技術です。