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基本情報技術者平成20年春期 午前問68
午前問68
リスク分析に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- [この問題の出題歴]
- 初級シスアド H15秋期 問57
- 初級シスアド H20春期 問54
- 基本情報技術者 H17春期 問69
分類
マネジメント系 » プロジェクトマネジメント » プロジェクトのリスク
正解
ア
解説
リスク分析では、洗い出されたリスクが顕在化する可能性と、損害を受ける情報資産の重要度などから各リスクの大きさ(危険度)を評価します。
危険度の高いリスクには積極的に経営資源を投入し、危険度の低いリスクにはあまり経営資源を投入しないなど、メリハリのある対策を行うことで効率的なリスク管理を行うことができます。
危険度の高いリスクには積極的に経営資源を投入し、危険度の低いリスクにはあまり経営資源を投入しないなど、メリハリのある対策を行うことで効率的なリスク管理を行うことができます。
- 正しい。
- 状況の変化により未知のリスクが発生している場合もあります。リスクによる損失を少なくするためには、定期的にリスク分析を行い、その結果に対応したリスク対策を行うことが重要になります。
- 類似のプロジェクトであれば、同様のリスクが存在しているはずです。見落としなくすべてのリスクを把握しておくためにも、蓄積されたデータを参考にすることは問題ありません。
- 顕在化した場合の損失額が大きくても、発生の確率がないに等しいリスクに多額の費用をかけることは現実的ではありません。損失額だけに注目するのではなく、発生確率をかけ合わせてリスクの大きさを評価し、対策費用の割り当てを決める必要があります。