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基本情報技術者平成19年秋期 午前問48
午前問48
次のアローダイアグラムで表される作業A〜Hを見直したところ,作業Dだけが短縮可能であり,その所要日数を6日間にできることが分かった。業務全体の所要日数は何日間短縮できるか。ここで,矢印に示す数字は各作業の標準日数を表す。

- [この問題の出題歴]
- 初級シスアド H19秋期 問34
- 応用情報技術者 H22秋期 問52
- 基本情報技術者 H16秋期 問54
- 応用情報技術者 R1秋期 問52
- ソフトウェア開発技術者 H18春期 問47
分類
マネジメント系 » プロジェクトマネジメント » プロジェクトの時間
正解
ウ
解説
アローダイアグラムの定番問題です。
まず作業D短縮前の図におけるクリティカルパスを求めます。※ダミー作業は作業日数0日の作業として計算します。
次に作業Dの作業日数が10日間から6日間に短縮された場合ですが、パス上に作業Dを含む2つの所要日数が以下のように変化します。
短縮前と後の最短所要日数の差は、
31日−28日=3日
したがって短縮可能日数は「3日」です。
まず作業D短縮前の図におけるクリティカルパスを求めます。※ダミー作業は作業日数0日の作業として計算します。
- [A→B→E→G]
- 5+3+5+3=16日
- [A→B→E→(ダミー)→H]
- 5+3+5+0+6=19日
- [A→C→D→E→G]
- 5+5+10+5+3=28日
- [A→C→D→E→(ダミー)→H]
- 5+5+10+5+0+6=31日
- [A→C→F→H]
- 5+5+12+6=28日
次に作業Dの作業日数が10日間から6日間に短縮された場合ですが、パス上に作業Dを含む2つの所要日数が以下のように変化します。
- [A→C→D→E→G]
- 5+5+6+5+3=24日
- [A→C→D→E→(ダミー)→H]
- 5+5+6+5+0+6=27日
短縮前と後の最短所要日数の差は、
31日−28日=3日
したがって短縮可能日数は「3日」です。