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基本情報技術者平成14年秋期 午前問62
問62
ATM交換方式に関する記述として,適切なものはどれか。
- LAN間接続において,経路の設定やプロトコル別のフィルタリングを行う方式である。
- あらゆる種類のデータを,セルと呼ばれる固定長のブロックに分割して伝送する方式である。
- インターネットで一般的に使用されている通信プロトコルである。
- 高速伝送を実現するために,同期転送モードで伝送する方式である。
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H19春期 問56
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク応用
正解
イ
解説
ATM交換方式(Asynchronous Transfer Mode,非同期伝送モード)は、高速通信を可能とするために送信するデータを48バイトのペイロード部に5バイトのヘッダー情報を付けた合計53バイトの固定セルに分割してデータを非同期通信でやり取りする交換方式です。
パケット交換方式では、到着するパケットが多種多様なパケットに対応するため、交換機ではソフトウェアにより複雑な処理を行っています。ATMでは分割単位を固定長にし、交換機での処理を複雑なソフトウェアではなくハードウェアによる高速な処理で行うことで、処理時間の短縮を実現しています。
パケット交換方式では、到着するパケットが多種多様なパケットに対応するため、交換機ではソフトウェアにより複雑な処理を行っています。ATMでは分割単位を固定長にし、交換機での処理を複雑なソフトウェアではなくハードウェアによる高速な処理で行うことで、処理時間の短縮を実現しています。
- 経路の設定やプロトコル別のフィルタリングを行うのはルータです。
- 正しい。
- インターネットで一般的に使用されているのはパケット交換方式です。
- 非同期モードで伝送します。