オリジナル模擬試験2 問28

問28

項目a~fからなるレコードがある。このレコードの主キーは,項目aとbを組み合わせたものである。また,項目fは項目bによって特定できる。このレコードを第3正規形にしたものはどれか。
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  • 28a.png/image-size:533×34
  • 28i.png/image-size:533×28
  • 28u.png/image-size:533×28
  • 28e.png/image-size:533×30
  • [出典]
  • 基本情報技術者 H18春期 問58

分類

テクノロジ系 » データベース » データベース設計

正解

解説

関係データベースの正規化は次のように3段階に分けて行います。
第1正規化
繰り返し項目をなくす
第2正規化
主キーの一部によって一意に決まる項目を別表に移す
第3正規化
主キー以外の項目によって一意に決まる項目を別表に移す。
図のレコードは、繰り返し項目がないのですでに第1正規形になっています。
次に第2正規形にするには、主キーの一部である項目bによって一意に決まる項目fを別表に移す作業を行います。
最後に第3正規形ですが、このレコードには主キー以外の項目によって一意に決める項目がないため、この段階で第3正規形の条件を満たしています。

したがって第3正規形は、{b,f}から成る表と元のレコードから項目fを取り除いた{a,b,c,d,e}の2つで構成されます。
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