データベース設計 (全47問中43問目)

No.43

項目a〜fからなるレコードがある。このレコードの主キーは,項目aとbを組み合わせたものである。また,項目fは項目bによって特定できる。このレコードを第3正規形にしたものはどれか。
58.gif/image-size:267×68
  • 58a.gif/image-size:400×23
  • 58i.gif/image-size:400×22
  • 58u.gif/image-size:400×23
  • 58e.gif/image-size:400×23
  • [出題歴]
  • 基本情報技術者 H15秋期 問67

分類

テクノロジ系 » データベース » データベース設計

正解

解説

関係データベースの正規化は次のように3段階に分けて行います。
第1正規化
繰り返し項目をなくす
第2正規化
主キーの一部によって一意に決まる項目を別表に移す
第3正規化
主キー以外の項目によって一意に決まる項目を別表に移す
図のレコードは、繰り返し項目がないのですでに第1正規形になっています。
次に第2正規形にするには、主キーの一部である項目bによって一意に決まる項目fを別表に移す作業を行います。
最後に第3正規形ですが、このレコードには主キー以外の項目によって一意に決める項目がないため、この段階で第3正規形の条件を満たしています。

したがって第3正規形は、{b,f}から成る表と元のレコードから項目fを取り除いた{a,b,c,d,e}の2つで構成されます。
© 2010-2024 基本情報技術者試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop