内部統制 (全7問中6問目)
No.6
情報システムのセキュリティコントロールを予防,検知,復旧の三つに分けた場合,復旧に該当するものはどれか。
出典:平成21年秋期 問59
- オペレーターとプログラマの職務分離
- コンティンジェンシープラン
- パスワードの利用
- メッセージ認証
分類
マネジメント系 » システム監査 » 内部統制
正解
イ
解説
情報システムのセキュリティコントロールは、「予防・防止」「検知」「復旧・回復」のいずれかに分類されます。
各機能の例として以下のようなものがあります。
各機能の例として以下のようなものがあります。
- 予防・防止
- アクセス制御、データの暗号化、入退室管理、パッチの適用など
- 検知
- アクセスログの記録、コンピュータウィルスの常時検査、システムの稼働状況の監視など
- 復旧・回復
- 障害からの復旧、回復手順の明確化、不測事態への対応訓練など
- 予防の機能です。
- 正しい。コンティンジェンシープランとは、システムが抱える潜在的なリスクが現実化した際に、組織やシステムが被る損害を最小限にとどめ、速やかにその緊急事態の克服を図るための手続きが記述された対応計画のことです。事態の回復をするコントロールなので復旧に該当します。
- 予防の機能です。
- 検知の機能です。