情報セキュリティ (全124問中37問目)

No.37

SQLインジェクション攻撃の説明はどれか。
  • Webアプリケーションに問題があるとき,悪意のある問合せや操作を行う命令文をWebサイトに入力して,データベースのデータを不正に取得したり改ざんしたりする攻撃
  • 悪意のあるスクリプトを埋め込んだWebページを訪問者に閲覧させて,別のWebサイトで,その訪問者が意図しない操作を行わせる攻撃
  • 市販されているDBMSの脆弱性を利用することによって,宿主となるデータベースサーバを探して自己伝染を繰り返し,インターネットのトラフィックを急増させる攻撃
  • 訪問者の入力データをそのまま画面に表示するWebサイトに対して,悪意のあるスクリプトを埋め込んだ入力データを送ることによって,訪問者のブラウザで実行させる攻撃
  • [出題歴]
  • 応用情報技術者 H22春期 問43
  • 基本情報技術者 H24秋期 問40
  • 基本情報技術者 H27春期 問42

分類

テクノロジ系 » セキュリティ » 情報セキュリティ

正解

解説

SQLインジェクション(SQL Injection)は、Webアプリケーションに対してデータベースへの命令文を構成する不正な入力データを与え、Webアプリケーションが想定していないSQL文を意図的に実行させることで、データベースを破壊したり情報を不正取得したりする攻撃です。

SQLインジェクションは、入力値の中でSQLとして特別な意味を持つ文字を適切にエスケープすることや、SQL文中の変数部分にプレースホルダを割り当てることで防ぎます。DBMSやライブラリによってはエスケープ処理が自動化されているものもあり有用です。
  • 正しい。SQLインジェクションの説明です。
  • クロスサイトリクエストフォージェリの説明です。
  • SQL Slammerなどのセキュリティホールを突いて感染を広げるタイプのワームの説明です。
  • クロスサイトスクリプティングの説明です。
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