情報に関する理論 (全42問中22問目)

No.22

表は,文字A〜Eを符号化したときのビット表記と,それぞれの文字の出現確率を表したものである。1文字当たりの平均ビット数は幾らになるか。
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  • 1.6
  • 1.8
  • 2.5
  • 2.8
  • [出題歴]
  • 応用情報技術者 H30春期 問2

分類

テクノロジ系 » 基礎理論 » 情報に関する理論

正解

解説

各文字を表すビット数とその出現確率をかけたものを足し合わせて平均ビット数を求めます。
  • A→1ビット×0.5=0.5ビット
  • B→2ビット×0.3=0.6ビット
  • C→3ビット×0.1=0.3ビット
  • D→4ビット×0.05=0.2ビット
  • E→4ビット×0.05=0.2ビット
すべてを足し合わせると、
 0.5+0.6+0.3+0.2+0.2=1.8ビット

したがって平均ビット数は1.8ビットになります。

このように情報の出現確率が高いデータには短い符号を,低いデータには長い符号を与えることで圧縮を効率よく行う方法をハフマン符号といいます。
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