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基本情報技術者平成15年春期 午前問58
問58
システムの開発部門と運用部門が別々に組織化されているとき,開発から運用への移行を円滑かつ効果的に進めるための方法として,適切なものはどれか。
- 運用テストの完了後に,開発部門がシステム仕様と運用方法を運用部門に説明する。
- 運用テストは,開発部門の参加・支援なしに,運用部門だけで実施する。
- 開発部門は,運用テストを実施して運用マニュアルを作成し,運用部門に引き渡す。
- システム開発に運用部門からも積極的に参加し,運用性の観点から支援する。
- [出題歴]
- 応用情報技術者 H22秋期 問55
- 基本情報技術者 H17春期 問49
- 基本情報技術者 H20春期 問49
- 基本情報技術者 H29春期 問56
分類
マネジメント系 » サービスマネジメント » サービスの設計・移行
正解
エ
解説
- 運用テストは運用部門の主導のもとで実施されますが、システムの仕様などはテスト前に説明しておく必要があります。
- 運用テストは運用部門が主体となって実施しますが、開発部門の立会いの下で支援を受けながら行うことになります。
- 運用テストは、運用部門が主体となり実施されます。開発側はそれを支援する立場です。
- 正しい。運用部門がシステム要件定義に参加することで、運用側の要求を意見できたり、認識の違いを埋めたりできます。開発側と運用側が共通の認識を持って進めることで、運用への移行作業を円滑に実施できます。