基本情報技術者 試験情報＆徹底解説 -新制度に完全対応-

今月末に基本情報技術者試験を受ける予定です。 過去問道場はかなりやり込んでいて、模擬試験（過去10年分ランダム構成）では同じ問題で正答率8割前後を安定して取れるようになってきました。

ただ、まだ不安な点があるので、以下の6点についてアドバイスいただけると嬉しいです：

【質問一覧】
① 電卓は使える？  
本番での使用可否や、どの程度の計算が求められるか知りたいです。

② 科目B対策について  
『情報処理教科書 出るとこだけ！基本情報技術者［科目B］第4版』を2周、
付録のセキュリティ＆疑似言語サンプル問題も2周しましたが、まだ不安です。
 サンプル問題以外にやっておくべきことや、疑似言語を優先すべきかなど、アドバイスをお願いします。

③ 本番でも選択肢を消せる？  
過去問道場のように、選択肢をマークして消去法で考えることはできますか？

④ 模擬試験の作成条件について  
過去問道場で模擬試験を作るとき、「全問からランダム」と「過去10回からランダム」のどちらが本番対策に効果的でしょうか？

⑤ 応用情報の問題も解くべき？  
初見問題対策として、応用情報技術者試験の問題も解いた方がいいでしょうか？  
もし解くなら、どの分野をどのくらい解くのが効果的かも教えていただけると助かります。

⑥ その他やっておいた方がいいこと  
試験直前期にやっておくと良いことがあれば、ぜひ教えてください！

同じような状況の方や、すでに受験された方の体験談・アドバイスをぜひお聞きしたいです！ よろしくお願いします！💻📚

1つでもいいのでご教授いただけるととても嬉しいです！

追記
⑥計算問題が簡単なのしか解けないのですが、計算問題はあまり仕上げなくてもいいですか？

以下羅列します。

1
電卓は使えません。配布されるメモ用紙に手書きで計算することになります。

2
アルゴリズムは慣れです。サンプルが迷いなくできるようならまず合格点取れると思います。

3
選択肢は操作で消せませんが、選択しても即回答確定とはなりません。終了するボタンを押して初めて採点されます。好きな順序で答えられますし、戻ることもできます。前半は計算問題がかなり多く出題されるので、複雑そうな計算問題は飛ばして、後で時間があるときにじっくり答えると、時間切れとなる可能性は低くなります。

4 
過去問道場自体が古い問題から構成されているので、現在のシラバスには合致していないところがあります。初見問題対策には、IPAサイトの基本情報科目A免除用問題のできるだけ新しい回を回すのが一番鮮度が高いのではないかと思います。

5
応用情報の午前問題は、直近3回分は解いておくことをおすすめします。古い問題は出題確率が低いため、しなくても良いです（するに越したことはありませんが）

6
計算問題は、FEに限らず、情報処理試験ではそれほど複雑な問題は出題されません。出たとしても対数計算くらいです。四則演算ができれば十分です。単位を揃えるだけで答えられるものも多いです。

返信ありがとうございます。
②について質問なのですが、サンプル問題は初見では全く解けなかったのですが、2階目以降は解き方がわかっているので迷いなく解けるようになっています。が、初見の問題ではまた解けなくなるのではないかという不安があるので、対策として何かいい方法ありますでしょうか？

初見対策としては、応用情報午後のアルゴリズムが2009年以降、30題以上公開されていますので、過去問からご確認ください。難易度は科目Bアルゴリズムの中盤から後半と同じ程度と思います。複数の小問で構成されている点が異なりますが、極端に難しい問題はありません。
1回あたり30分目標、難しめでも40分あれば解けます。

科目Bに関して
この問題はたしかこの解き方で～みたいに、当てはめて解くのではなく、これはこういう処理だからこう、みたいな論理性があると初見でも解けるようになってきます。
初見で解くつもりで復習しましょう。仮に初見でこの問題に当たった場合、どう考えれば解けるだろう。という前提で再度復習するといいと思います。

実際に20問100分で解いてみて、時間配分に慣れておいたほうがいいです。セキュリティ問題から解いて、アルゴリズムに移るようにしてください。
本番で解くときは、セキュリティと、特にアルゴリズムの簡単な問題はできるだけ落としたくないので、時間配分には気を付けつつ、簡単な問題ほど、自分の中で多分ミスってないよなって思える程度に軽く最終確認をしながら解くのがおすすめです。

試験前は、科目Aの過去問を最低でも直近三回分の復習と、科目Bは最低限サンプル問題をすべて解けるように理解しておくのがおすすめです。それにプラスして、気になる部分をご自分で復習するのがいいと思います。
余裕があるなら、科目Aに関して、新シラバスで変更された分野は高確率で出ると思いますので、そこを勉強するのもいいと思います。

マンドリルさん。ありがとうございます。

応用情報午後のアルゴリズムが2009年以降、30題以上公開されているというのは、応用情報の過去問道場にあるやつでいいでしょうか？

葉蔵さん ありがとうございます。

「科目Aに関して、新シラバスで変更された分野は高確率で出ると思いますので、そこを勉強するのもいいと思います。」というところの、新シラバスで変更された分野 というのは、具体的に何と調べればでてきますでしょうか？

応用情報午後問題は過去問道場にもありますし、IPA公式の過去問題からもアクセスできます。お好きなほうをどうぞ。

https://www.ap-siken.com/

https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/

私の意見にはなりますが、他の方がおっしゃってる応用情報の午後問題は正直、初見対策としてもやる必要がないと思います。問題のレベルや出題形式が違い過ぎますので、初心者の方は解けるはずがないです。なので解けなかったサンプル問題の復習やyoutubeで解説してるオリジナル問題を解いて理解ん曖昧にしなければ受かると思います。

マンドリルさん ありがとうございます。
やってみます

きなこさん すみません。あとひとつだけ質問があります。
「応用情報の午後問題は正直、初見対策としてもやる必要がない」とありますが、
科目Aの初見対策として、応用情報の午前問題をなんもんか解いてみるのは意味あると思いますか？

お忙しいところ恐縮ですが、どうかお願いいたします。

基本情報のCBT化直後、科目Bの問題が選択できた頃は、応用情報の午後問題とは明確に難易度差はありましたが、選択問題がなくなった現在の制度（アルゴリズムとセキュリティのみ）では、問題数と解答方法の違いのみで、出題範囲内での難易度差は薄くなったと感じます。多少なりとも勉強していれば、まったく歯が立たないレベルとは思えません。
応用情報の午前も問題数が多い(80問でストラテジ・マネジメント・テクノロジの比率も異なる)だけで、レベル的には同じです。（レベル２～３相当とありますが、差を感じません。）
問題プール内に同一の問題があれば、出題される可能性があるので、直近3回の応用午前はやったほうがよいと別のスレッドで書きました（出題保証はありません）。それ以前は鮮度が落ちるため、まったく意味がないとはいいませんが、時間の使い方はもったいないと思います。

補足ですが、基本情報（科目A）も応用情報（午前）も、ITパスポートと比較すると、明確に出題レベルは高いです。ITパスポートでも中には難しめの問題がありますが、数が違います。

マンドリルさん ありがとうございます。

では、これから試験に向けてやることは、

科目B(優先)
①サンプル問題をとく
②応用情報の午後問題(アルゴリズム)を何問かとく

科目A
①初見問題対策として、IPAサイトの基本情報科目A免除用問題のできるだけ新しい回を回す
②応用情報の午前問題を直近3回分解く
③(試験直前)科目Aの過去問を最低でも直近三回分の復習

という感じでよろしいでしょうか？

また、科目Bの①である、サンプル問題を解く というのは、何年ぶんまでを何回解いたほうがいいとかありますでしょうか？

科目Bのサンプル問題についてですが、本番に慣れ、できるだけ数を接するために入れました。サンプル問題を通じて雰囲気をつかむためです。ただし、本番は9割以上（ほぼ100%）初見問題と思ってください。
現行制度だと3年分しかないので、まだ手を付けていないのでしたら、全部しておくことをすすめます。逆に一度でもした（考えた）問題は飛ばしたほうがよいです。（時間の無駄）

>>⑤ 応用情報の問題も解くべき？
そもそも、FEとAPでは問題のレベルは当然ですが、問題で問われる
内容も異なってきます。なので、素直にFEの過去問に取り組むべきと思います。
上位試験の過去問をやることを否定はしませんが、効率と時間的な
パフォーマンスを考えたら、どうなのかな～って感じです。

みなさんありがとうございます😭
応用情報の問題も解くべきかどうかの点で別れているのですが、結論どちらの方がいいと思いますか？

先日応用情報を受験してきました。合格発表まちです！基本情報は合格しています。

さて、応用情報ではそこそこ力をいれてアルゴリズムを学びました。午後問題の過去問を全部解いた上でですが、基本情報の勉強をしているときに応用情報の学習をしても、思うほどの結果は出ないんじゃないでしょうか。応用情報の試験は、あつかうアルゴリズムの範囲が基本情報よりかなり広く、そもそも問うている能力がちがうように思います。

さらに加えて、応用情報はアルゴリズム大問1問解くのに約30分かかります。5分の小問形式の基本情報とは別種の試験だとおわかりになるんではないでしょうか。

応用情報の午前ならもしかしたら基本情報科目Aにも出題されるかもですが、基本情報の対策を素直に続けたほうがいろんな意味で実りがあるんではと思います。あくまで基本情報を中心にすえて対策をするべきです。応用情報とか統計学とかに取り組むのは悪ではありませんが、あくまで基本情報においては取り巻きととらえるとちょうどよいと思います。

試験がんばってくださいね！

助けてさん

応用情報の午前問題については、時間があれば1回だけ試しに解いてみるくらいの感覚でよいかと思います。結論、応用情報の問題を解かなくても受かると思います。

みなさん コメントありがとうございます。
科目Bの対策として、
『情報処理教科書 出るとこだけ！基本情報技術者［科目B］第4版』を2周、
付録のセキュリティ＆疑似言語サンプル問題も2周しましたが、アルゴリズムがまだ不安です。
アルゴリズムを強化するために応用情報の科目Bをやってみようと思っていましたが、白紙にしようと思います。
そこで、アルゴリズムをまだ強化するためにサンプル問題を解く以外で何かやっておいた方がいいことはありますか？2回解いたことある問題も繰り返しといた方がいいでしょうか？
また、パーフェクトラーニングなどの、新しい参考書も買った方がいいでしょうか？

試験は今月末に受けます

試験受けましたがパーフェクトラーニングはあまり役に立たなかったです。大滝本かペンギン本がいいですね。あと、出るとこだけの予想過去問題もおすすめです。

今月頭に合格した学生です！

B試験についてですが、今まで解いてきた問題を改めて解くのが良いと思います！
ただし、「なぜこの解答にしたのか」、「このプログラムではこういうことを実行している」などの説明ができるようぐらいまで噛み砕いて下さい！

同時進行でA試験の演習を繰り返して精度を高められるとGOODです！

本番は割と時間に余裕が出ると思います！落ち着いて解けば大丈夫です！

応援しています！

結論、基本情報の過去問をやるべき！

質問主さんは、大は小を兼ねる理屈で考えておられるのだと思いますが、
FEとAPの試験で考えるとその理屈が必ずしも通用するとは限りません。
こういう例え方は極端かも知れませんが、高級乗用車をAP試験、
廉価なファミリーカーをFE試験だとします。
高級乗用車を整備するためには特殊な工具が必要です。
ただ、この特殊な工具はそのまま廉価なファミリーカーの整備に使えるのか、
ということです。

何度やったというか、目標をたてましょう。何回やったかどうかはあまり問題ではないような気がします。

そして、科目Bのアルゴリズム問題は、技能を問う試験です。繰り返し解いて技能を身に着けなくてはいけません。対策本では良問がチョイスされています。合格のハンコをもらうまでは、自分を鞭打って、何度もトライすればよいと思います。野球の素振りのようなものでしょう。やってることは同じ動作の繰り返しですが、それは同じではありません。考察して工夫して鍛錬するからです。そして本番では変化球に対応しながらホームランを狙うわけです。

かっとばしましょう。

みなさん ありがとうございます。
ひとつ質問なのですが、
2025.11.13 10:57にマンドリルさん(No.16) 
がおっしゃっている、
「科目Bのサンプル問題」～「現行制度だと3年分しかない」

というのは、具体的になにと調べれば出てきますでしょうか。

わかる方ご教授いただけると幸いです。

追記：
IPAサイトの基本情報科目A免除用問題 というのは、なんと調べれば出てきますでしょうか？

IPAのサイトにすべてあります。

公開問題 情報セキュリティマネジメント試験（SG）及び基本情報技術者試験（FE） 公開問題（問題冊子・解答例）
https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/sg_fe/koukai/index.html

免除問題 科目A試験免除制度 基本情報技術者試験（FE）
https://www.ipa.go.jp/shiken/about/menjo-fe.html

いまさらでごめんなさい。
応用情報の掲示板でも、上位の試験の過去問をやると
効果的だというような都市伝説がまことしやかに語られています。
全く効果がないわけではありませんが、特効薬的にはなり得ません。

すーぷらさん
ありがとうございます。

科目Bで、本番で初見の問題が来た時に解けるようになるために頭を柔らかくしたいのですが、何かいい方法ありますでしょうか？

>>(No.31) 
残念ながらそういうのはありません。運です。