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基本情報技術者平成24年秋期 午前問9
問9
割込み発生時のプロセッサの処理手順はどれか。
- プログラムレジスタ(プログラムカウンタ)などの退避
- ユーザモードから特権モードへの移行
- 割込み処理ルーチンの開始番地の決定
- 割込み処理ルーチンの実行
- @→B→C→A
- @→C→A→B
- A→@→B→C
- A→B→C→@
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H14秋期 問18
分類
テクノロジ系 » コンピュータ構成要素 » プロセッサ
正解
ウ
解説
割込み(Interrupt)は、すぐに対処しなくてはならない問題などがシステムに生じたときに、実行中のプログラムの処理をいったん停止し、優先的に事象の解決を図ることを可能にする仕組みです。
割込み発生時は次の手順で処理が実行されます。
割込み発生時は次の手順で処理が実行されます。
- 1.ユーザモードから特権モードへの移行(②)
- 割込みが発生すると自動的に特権モード(スーパバイザモード)に切り替わる。
- 2.プログラムレジスタ(プログラムカウンタ)などの退避(①)
- 割込み処理終了後にもとの命令位置に戻れるように現在のプログラムカウンタの値をスタックに退避させる。
- 3.割込み処理ルーチンの開始番地の決定(③)
- 所定の割込み処理の開始アドレスを取得して、プログラムカウンタにセットする。
- 4.割込み処理ルーチンの実行(④)
- 所定の割込み処理