基本情報技術者平成21年春期 午前問63

問63

図は,業務改善の進め方を六つのステップに分解したものである。A~Dのそれぞれにはア~エに示す活動のいずれかが対応するとした場合,C に該当する活動はどれか。
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  • 改善案の策定
  • 改善案の評価
  • 改善目標の設定
  • 問題の把握

分類

ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用

正解

解説

業務改善では、次のような手順で進めます。
  1. 【改善目的の確認】
    まず改善を実施する目的を確認し、皆で共有します。工場でいえば、クレーム削減や、生産性向上などです。
  2. 【問題の把握】
    業務中のどこで問題が発生しているか分析・判断します。
  3. 【改善目標の設定】
    現状、問題となっている業務をどの程度まで改善するかの目標(数値が望ましい)を設定します。
  4. 【改善案の策定】
    改善目標を達成するための改善案を策定します。
  5. 【改善案の評価】
    実施前に改善案のリスクや費用対効果などについて評価します。
  6. 【実施と効果の確認】
    改善案が承認されたら実施し、効果を測定します。
このようなプロセスを繰り返すことにより、企業内に継続的改善の流れができていきます。

したがって、Cに入る活動は「ア」の「改善案の策定」ということになります。
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