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基本情報技術者平成15年春期 午前問26
問26
RAIDに関する記述として,適切なものはどれか。
- 少なくとも2台の磁気ディスク装置を一体化してバックアップの自動化を実現する技術である。
- 半導体メモリを使って高速アクセス可能な磁気ディスク装置を仮想的に実現する技術である。
- 複数の磁気ディスク装置を使うことによって,記憶装置の高信頼性や高速化を実現する技術である。
- ランダムアクセス機能をもつ磁気ディスク装置を実現する技術である。
分類
テクノロジ系 » システム構成要素 » システムの構成
正解
ウ
解説
RAID(Redundant Arrays of Inexpensiv eDisks)とは、複数台のディスク装置を組み合わせて1つの仮想的なディスクとして扱うことで、信頼性や性能を向上させる技術のことです。
RAIDには、次のような6つのレベルがあります。
RAIDには、次のような6つのレベルがあります。
- RAID0(ストライピング)
- 複数のディスクに分散してデータを書き込むことで、アクセス性能を向上させる
- RAID1(ミラーリング)
- 同じデータを2台のディスクに書き込むことで、信頼性を向上させるが、実質記憶容量は50%となるので記憶効率は悪い
- RAID2
- データにエラー訂正用のハミング符号を付加したものをストライピングで書き込む
- RAID3
- データのエラー訂正用にパリティビットを使用し、1つのディスクをエラー訂正符号の書き込み専用とする
- RAID4
- RAID3とほぼ同じで、RAID3でビット/バイト単位だったストライピングをブロック単位で行う
- RAID5
- 情報データとともにパリティビットも各ディスクに分散して書き込む方式で、信頼性・アクセス性能がともに向上する
- RAIDは、バックアップの自動化を目的とした技術ではありません。
- RAMの説明です。
- 正しい。
- 磁気ディスク装置は、基本的にランダムアクセス機能を持っています。