基本情報技術者令和7年度 [科目A]問13

問13

アジャイル開発手法の一つであるスクラムにおいて,プロダクトバックログアイテムの内容や並び順を決定する役割をもつのは誰か。
  • 開発者
  • 顧客
  • スクラムマスタ
  • プロダクトオーナ

分類 :

テクノロジ系 » ソフトウェア開発管理技術 » 開発プロセス・手法

正解 :

解説 :

スクラムは、アジャイル開発の方法論の一つで、開発プロジェクトを数週間程度の短期間(スプリントという)ごとに区切り、その期間内に分析、設計、実装、テストの一連の活動を行い、一部分の機能を完成させるという作業を繰り返しながら、段階的に動作可能なシステムを作り上げるフレームワークです。

スクラムではシステム開発を進めるためのチーム構成が決まっており、プロダクトオーナー、開発チーム、スクラムマスターの3つの役割があります。
プロダクトオーナー
開発する製品の方向性や優先順位を決める責任者。プロダクトバックログの管理を通じて価値の最大化を図る。開発への投資効果を最大にすることに責任をもつ
開発チーム
実際に製品を設計・実装・テストするメンバーの集まり。自己管理のもとで高品質な成果物を作り出す。バックログに入っている項目を完了状態にし、プロダクトの価値を高めていくことに責任を持つ
スクラムマスター
スクラムの正しい運用を支援し、チームが円滑に作業できるように障害を取り除くファシリテーター。スクラム全体をうまく回すことに責任を持つ
プロダクトバックログの管理を行うのは「プロダクトオーナ」です。したがって「エ」が正解です。

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