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基本情報技術者令和6年度 問39
問39
アジャイル開発手法の一つであるスクラムで定義され,スプリントで実施するイベントのうち,毎日決まった時間に決まった場所で行い,開発チームの全員が前回からの進捗状況や今後の作業計画を共有するものはどれか。
- スプリントプランニング
- スプリントレトロスペクティブ
- スプリントレビュー
- デイリースクラム
- [出典]
- 基本情報技術者 R6 問12
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア開発管理技術 » 開発プロセス・手法
正解
エ
解説
スクラムは、アジャイル開発の方法論のひとつで、開発プロジェクトを数週間程度の短期間ごとに区切り、その期間内に分析、設計、実装、テストの一連の活動を行い、一部分の機能を完成させるという作業を繰り返しながら、段階的に動作可能なシステムを作り上げるフレームワークです。
スクラム開発における反復開発の単位を「スプリント」といいます。スクラムガイドによれば、スプリント実施の際に行うべきイベントには、スプリントプランニング、デイリースクラム、スプリントレビュー、スプリントレトロスペクティブがあります。
スクラム開発における反復開発の単位を「スプリント」といいます。スクラムガイドによれば、スプリント実施の際に行うべきイベントには、スプリントプランニング、デイリースクラム、スプリントレビュー、スプリントレトロスペクティブがあります。
- スプリントプランニングは、スプリントの起点となるミーティングです。プロダクトバックログの中から、そのスプリントで開発する機能を決定し、作業の計画を立てます。
- スプリントレトロスペクティブは、スプリントの最後に実施したスプリント全体を振り返る活動です。次のスプリントを見据えて、上手くいったこと、上手くいかなかったこと、それに対する改善法・解決法を話し合います。
- スプリントレビューは、スプリントの終了時にスプリントの成果を検査し、今後の適応を決定する活動です。主要なステークホルダーに成果物をプレゼンテーションし、プロダクトゴールに対する進捗について話し合います。
- 正しい。デイリースクラムは、開発チーム全員の活動や進捗を共有するために、スプリント実施中に毎日10~15分程度行われる確認・調整のための会議です。昨日やったこと、今日やること、障害になっていることを各人が話す形式で行われます。コミュニケーションを改善し、障害物を特定し、迅速な意思決定を促進するために行われます。
