基本情報技術者平成29年秋期 午前問66

問66

電化製品に搭載する部品を試作するとき,全体のコストが最も安くなる開発方法はどれか。ここで,各工程の工期は,作成工程が6か月,改造工程が3か月,評価工程が2か月とする。また,1人月当たりのコストは,作成工程が60万円,改造工程及び評価工程がそれぞれ100万円とする。ただし,人月コスト,購入費及び委託費の三つ以外のコストは考慮しない。
  • 66.gif/image-size:513×187

            

分類

ストラテジ系 » 企業活動 » 業務分析・データ利活用

正解

解説

設問の条件をまとめると以下のようになります。
66a.gif/image-size:338×126
これをもとに各開発方法のコストを合算し、コストが最も安くなる方法を導きます。
  • 改造工程のコスト=100×4×3=1,200(万円)
    評価工程のコスト=100×1×2=200(万円)
    総コスト=2,000+1,200+200=3,400(万円)
  • 総コスト=3,500(万円)
  • 改造工程のコスト=100×10×3=3,000(万円)
    評価工程のコスト=100×3×2=600(万円)
    総コスト=3,000+600=3,600(万円)
  • 作成工程のコスト=60×10×6=3,600(万円)
    評価工程のコスト=100×2×2=400(万円)
    総コスト=3,600+400=4,000(万円)
以上の計算から全体のコストが最も安くなる開発方法は「ア」とわかります。
© 2010-2024 基本情報技術者試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop