HOME»基本情報技術者平成28年春期»午前問27
基本情報技術者平成28年春期 午前問27
問27
関係XとYを結合した後,関係Zを得る関係代数演算はどれか。

- 射影と選択
- 射影と和
- 選択
- 選択と和
- [出題歴]
- 基本情報技術者 H30秋期 問28
分類
テクノロジ系 » データベース » データ操作
正解
ア
解説
まず関係Xと関係Yを、共通の属性"学部コード"で自然結合すると以下のようになります。
関係Zは結合後の関係から"学部コード"がBである2行を抽出し、さらに{学生番号,氏名,学部名}の3つの列を取り出した結果です。
関係から条件に合う行(レコード/タプル)を取り出す操作を選択といい、"学部コード"がBである2行を抽出する操作がこれに該当します。また、関係から指定した列(属性)を取り出す操作を射影といい、{学生番号,氏名,学部名}の3つの列を取り出す操作がこれに該当します。
関係Zを得るために行われた関係演算はこの2つなので、正解は「ア」となります。

関係から条件に合う行(レコード/タプル)を取り出す操作を選択といい、"学部コード"がBである2行を抽出する操作がこれに該当します。また、関係から指定した列(属性)を取り出す操作を射影といい、{学生番号,氏名,学部名}の3つの列を取り出す操作がこれに該当します。
関係Zを得るために行われた関係演算はこの2つなので、正解は「ア」となります。

