基本情報技術者平成27年秋期 午前問72

問72

ICタグ(RFID)の特徴はどれか。
  • GPSを利用し,現在地の位置情報や属性情報を表示する。
  • 専用の磁気読取り装置に挿入して使用する。
  • 大量の情報を扱うので,情報の記憶には外部記憶装置を使用する。
  • 汚れに強く,記録された情報を梱包の外から読むことができる。
  • [出題歴]
  • 応用情報技術者 H22春期 問72
  • 基本情報技術者 H19春期 問79
  • 基本情報技術者 H24春期 問73
  • 基本情報技術者 H25秋期 問73
  • 基本情報技術者 H30秋期 問72

分類

ストラテジ系 » ビジネスインダストリ » 民生機器

正解

解説

RFID(Radio Frequency IDentification)は、ID情報を埋め込んだRFタグ(ICタグ)から電磁界や電波を用いて情報のやり取りを行う技術です。通信可能距離は数cm~数m程度です。

RFIDの技術は、非接触型ICカード(Suica、PASMOなど)や電子マネー(Edyなど)、無人レジ、在庫管理などに活用されています。従来のバーコードやQRコードと比較したときの特徴として「見えなくても読める」ことがあり、RFタグが目に見えない隠れた位置にあっても、タグ表面がホコリ、泥などで汚れていても読み取り可能です。このため、バーコードよりも広い用途が期待されています。
  • GPSは利用していません。
  • RFIDでは、ICタグとRFIDリーダーとの間で非接触型の無線通信で情報をやり取りするので、読取り機器に挿入する必要はありません。
  • 情報は内部のIC(集積回路)に記憶しておきます。
  • 正しい。電波でやり取りするので、タグが直接見えていなくても情報をやり取りすることができます。
© 2010- 基本情報技術者試験ドットコム All Rights Reserved.

Pagetop