基本情報技術者平成19年秋期 午前問79

問79

EDIを実施するため情報表現規約で規定されるべきものはどれか。
  • 企業間の取引の契約内容
  • システムの運用時間
  • 伝送制御手順
  • メッセージの形式
  • [出題歴]
  • 応用情報技術者 R2秋期 問73
  • 応用情報技術者 H21春期 問73
  • 応用情報技術者 H22秋期 問73
  • 応用情報技術者 H24春期 問72
  • 応用情報技術者 H25秋期 問71
  • 応用情報技術者 H27春期 問73
  • 基本情報技術者 H28秋期 問74

分類

ストラテジ系 » ビジネスインダストリ » e-ビジネス

正解

解説

EDI(Electronic Data Interchange)は、異なる組織に設置されている端末間で、通信回線を介して取引のためのメッセージ(データ)を交換すること、およびそのための仕組みです。

EDIには大きく分けて以下の4つの規約(階層)があります。
レベル1 情報伝達規約
ネットワーク回線や伝送手順など、文字通り情報をやり取りするための取り決め
レベル2 情報表現規約
データの構造やデータ項目など、表現法のルールなど情報データをお互いのコンピュータで理解できるようにするための取り決め
レベル3 業務運用規約
どんな情報をやり取りするか、情報の訂正方法やエラーの扱いなどの業務やシステムの運用に関する取り決め
レベル4 取引基本規約
検収時期、支払時期、支払方法などEDIにおける取引の法的有効性を確立するための取り決め
選択肢の項目が4つの規約のどの階層に該当するのかを分類すると、
  • 取引基本規約で規定される事項です。
  • 業務運用規約で規定される事項です。
  • 情報伝達規約で規定される事項です。
  • 正しい。情報表現規約で規定される事項です。
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