基本情報技術者平成15年秋期 午前問29

問29

コンピュータの基本アーキテクチャで,プログラムとデータを一緒にコンピュータの記憶装置の中に読み込んで実行する方式はどれか。
  • アドレス方式
  • 仮想記憶方式
  • 直接プログラム制御方式
  • プログラム内蔵方式
  • [出題歴]
  • 基本情報技術者 H17秋期 問26
  • 基本情報技術者 H19秋期 問26
  • 基本情報技術者 H26春期 問9

分類

テクノロジ系 » コンピュータ構成要素 » プロセッサ

正解

解説

プログラム内蔵方式(プログラム記憶方式)は、処理するプログラムを外部から主記憶装置に格納しておいて、CPUがそれを読込みながら処理を行うコンピュータアーキテクチャの方式の1つです。
ジョン・フォン・ノイマンによって考案、1945年に提唱されたので「ノイマン型アーキテクチャ」とも呼ばれ、現在に至るまでのコンピュータに採用されています。
  • アドレス方式は、命令が処理対象とするデータの主記憶上の位置を指定する方式です。
  • 仮想記憶方式は、プログラムが必要とするメモリサイズが主記憶のサイズを上回った場合、補助記憶装置(HDDなど)を仮想アドレス空間として使用することで、主記憶のサイズよりも大きなプログラムを実行可能にする方式です。
  • 直接プログラム制御方式は、外部装置とコンピュータ間でデータを読書きするときに、プログラムで制御コマンドを制御用レジスタへ書き込む方式です。
  • 正しい。
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