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オリジナル模擬試験1 問36
問36
運用中のデータベースに対し,定期的に再編成処理を行う目的はどれか。
- 一度登録したキーのレコードは,削除してしまうと再登録できず,不便である。キーの整理を行って,一度削除したキーを再利用できるようにするために行う。
- データベース内のレコードを更新するたびに新しいレコードが作られ,データベースの使用領域が増大し,処理速度が低下する。複数になった更新レコードを一つにまとめて,処理速度を回復させるために行う。
- データベースに対し,追加,更新,削除を繰り返すと,再利用されない領域が発生し,データベースの使用領域の増大と処理速度の低下を招く。不連続な空き領域を整理して,性能劣化を回避するために行う。
- データベースの利用を進めていく過程で,データ項目の追加などデータベースの定義の一部を変更しなければならない事態が発生する。データベースの定義を変更し,データベースを再利用できるようにするために行う。
分類
テクノロジ系 » データベース » トランザクション処理
正解
ウ
解説
再編成は、データベースに対して、不要なデータ領域の開放や、データの断片化を解消するための再配置、インデックスの再生成などを行って整理・最適化する作業です。
長期間運用されているデータベースでは、データの追加や削除、更新が繰り返されることで、記録の格納順序が乱れたり、不要な領域が発生したりします。このような状態では、検索や更新といった処理の効率が低下し、全体の性能にも悪影響を及ぼすため、再編成を行って処理速度や応答性能を回復します。定期的に実施することが性能の維持と安定した運用につながります。
したがって「ウ」の記述が適切です。
長期間運用されているデータベースでは、データの追加や削除、更新が繰り返されることで、記録の格納順序が乱れたり、不要な領域が発生したりします。このような状態では、検索や更新といった処理の効率が低下し、全体の性能にも悪影響を及ぼすため、再編成を行って処理速度や応答性能を回復します。定期的に実施することが性能の維持と安定した運用につながります。
したがって「ウ」の記述が適切です。
