基本情報技術者 試験情報＆徹底解説 -新制度に完全対応-

現在「出るとこだけ！基本情報技術者科目B 予想+過去問題集」
を使って科目Bの練習をしています。

予想問題はトレース量が非常に多く、
加えて、ひたすら書いたあとに選択肢にない結果が出てしまうなど
回答のためにメモ用紙を浪費してしまいます。

今のままでは、メモをもらうため試験官を何度も呼びつけ、
試験に挑む時間を減らしてしまいそうです。

重なったwhile文や再帰関数をメモなしで解くのは困難に思えますが、
皆さんはどうやって重い問題に挑みましたか？

真面目に本通りにやらず、自分流にアレンジしてました。じゃないとページ量がはんぱないので

書籍は持っていないので、「重い」問題というのがどんなものかはわかりませんが。

「要するに何をする処理なのか」を把握すれば、
全部トレースしなくても先が読める、あるいは選択肢が絞り込めるので、
あとは正解を確定するのに必要なところを丁寧に確認、
という感じで解いています。

ひたすらトレースするのは最後の手段。

ご承知かと思いますが、出題範囲は大まかに「プログラミングに関すること」「データ構造とアルゴリズム」「それらの応用」の3つ+1（セキュリティ）に分類されていますよね。
私が問題を解く時は”この問題は今まで学んできたアルゴリズムや解法のどれに該当するのか”を意識し、分類ごとに考え方を変えていました。

例えば「プログラミングに関すること」でしたら順次・条件・反復の素直な問題が多いですから愚直なトレースも有効かと思いますが、「データ構造とアルゴリズム」で同じことをやると沼にハマりませんか？
更に「それらの応用」なんてまともに取り組むだけ無駄でしょう。正攻法とは異なる水平思考的なアプローチも必要なはずです。

何が言いたいかと言うと、私が考える試験におけるトレースとは万策尽きた時にやる悪あがきに近いものでした。
ちなみにトレースではない走り書きのメモは別です。

かつて，同じ悩みを感じた人間として投稿させてください。
「出るとこだけ」でひたすらトレースをやらされましたが，結論としてプログラム全体の流れを掴むためには，非常に勉強になったと考えています。
しかし，その後「パーフェクトラーニング 過去問題集」を利用してみて，傾向が大きく異なることを実感しました。
試験の内容には踏み込めませんが，実試験科目Bは，パーフェクトに近いように感じました。
ただし，時間，紙を無制限に使うことが可能なら，すべての問題はトレース力のみで正解できる試験です。トレースにこだわる必要はありませんが，非常に重要な能力だと考えた方が良いと思います。
因みに，私は2月の試験で，科目B：800超えでした。時間はぎりぎりでしたが・・・。いろいろご自分で試し，頑張ってください。

本日試験を受け、ABどちらも700点以上を獲得しました。

結論として・・・結局使ったメモは1枚裏表だけでした。
そうなったのは、
１：トレースをやめて「ここは何のモジュールか」を言語化する解法にした
２：練習を反復して、記載量の少ないメモ方法を身に着けた
３：初めての問題や概念に直面し、ほぼ慌てふためくだけで終わった問題がある
あたりが原因です。

・・・ともかく、試験中は簡易トレースだけではなく、
画面を指さしたり頭の中で物体を思い浮かべて触れてみたりなど、
思いつく限りのアプローチを持ち出すハメになりました。
「出るとこ！」は無駄ではありませんでしたが、トレース力というより
問題の種類数が増えたということのほうが大きそうです。

最後に「サンプル問題などをスラスラ解けるようになった」は
実は足元を掬われかねない危うい状態なのかもしれません。
スラスラなのは同じ問題しかやっていないから、かも・・・！？