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令和6年春期 問52

最速結合点を求める問題ですが、最も長い作業日数を求める必要があります。
このような問題で疑問なのですが、「最も遅い結合点」を求める問はあるのでしょうか？
最速なのに最長の日数を求めさせられることがとてもムズムズします...

令和6年に問52はないので、問題に即した説明はできませんが・・・

>最速なのに最長の日数を求めさせられることがとてもムズムズします...

仲間と待ち合わせをして出かけることをイメージしてください。
到着にいちばん時間がかかる人を待って、その人が到着したらすぐ出発するのが最速です。
だから、「いちばん時間がかかる人」が到着するのはいつ？ というのを考えるわけです。

>「最も遅い結合点」を求める問はあるのでしょうか？

作業開始をどこまで遅らせることができるか、という問題がそれですかね。
待ち合わせで言うなら、
もう家を出られるけど、あの人が到着するのはどうせxx時、
だったら自分はあとx分遅らせてもそれに間に合うな、
という考え方です。

最速結合点・最遅結合点という用語は間違っています。
結合点自体が早い・遅いわけではありませんので。

アローダイアグラムについては、次の順で進める正式な解き方があるのですけれど、

(1) 全ノードの最早結合点時刻と最遅結合点時刻を求めて、
(2) 全アローの余裕時間を求めて、
(3) クリティカルパスを見つけて、
(4) 必要に応じて各アローの最早開始時刻、最遅開始時刻、最早終了時刻、最遅終了時刻を求める。

ただ、このサイトの解説文も多くの市販問題集や参考書も、
上記の正式な解法を用いず、簡易的・直感的な方法で正解を求めているはずです。
基本情報 科目Aに出題されるアローダイアグラムは、ノード数もアロー数も少ないですから。

ノードに対する(1)の最早・最遅と、
アローに対する(4)の最早・最遅って何が違うの？
と、どうしても気になるのならご自身で調べてみてください。

No.3自体は、質問者の疑問点への回答になっていないので補足です。

No.2の前半は最早結合点時刻の説明として、
No.2の後半は最遅結合点時刻の説明として、私も賛成です。
複数人（複数作業）が関係するうまい比喩だと思いました。

最速=最も速い＝これ以上速く出来ない＝(足を引っ張ってるものがあって)これ以上速く出来ない

なので、

「最速結合点を求めよ」は、「足を引っ張ってるものがあってこれ以上速く出来ないところはどこか」という事になります。

ただの言い換えですが理解の助力になれば幸いです。