基本情報技術者 試験情報＆徹底解説 -新制度に完全対応-

大滝本の後半が全く理解出来ません。近似解？？モンテカルロ？？最小二乗法？？格付推移行列？？という感じで解説を読んでも理解出来ません。この辺も理解出来ないと厳しいでしょうか？
基本的なオブジェクト指向やリスト・木構造等は普通に理解出来ます。

非常にややこしいですが必要な手順は日本語問題文で説明しているので読解力があれば公式定理数学的理解は必要ありません。
ディシジョンツリーやユークリッドの互除法等も同様ですね。
他にもパーセプトロンなんて出題されると思いますが、FE受験生にニューラルネットワーク履修しろと無茶振りは要求していないはずです。

近似法（ニュートン法）、モンテカルロ法、最小二乗法（標準偏差）…馴染がなければ無理に覚えなくていいです。
確かに理解してればアドバンテージはあります。ですが今から数学を学び直したり統計に手を出すほどの価値はありません。
むしろ基礎やセキュリティが疎かになるくらいなら損切りしてもいいくらいです。

近似解、モンテカルロ、最小二乗法、格付推移行列、これらはすべて理解する必要はないです。

ただ、初めて聞くようなアルゴリズムが題材となり出題されるケースもあるかと思います。上記のような題材は、予め知識として知っている前提として問われているものではなく、問題に書いてあることから解けるように設計されていると考えられます。

出題側の意図としては、「言葉自体は難しいけど、内容は問題文を見れば解ける問題も解けて欲しい」という感じですかね。公開問題であれば、コサイン類似度の問題が該当すると思います。私もコサイン類似度はあまり馴染みのない単語でしたが、問題自体は問題文をしっかり読めば楽に解ける問題でした。いわば、このような問題はこけおどしです。馴染みのない単語が出てきて頭がフリーズするようであれば、出題者の思うツボです。あっさり解いて、出題者をギャフンと言わせてやりましょう。