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平成26年春期午後問8 設問3のセル数について [3860]

 けんさん(No.1) 
https://www.fe-siken.com/kakomon/26_haru/pm08.html
問題文の「領域中のセル数が E 個であるとする。」という文が、-∞~∞という範囲ではなくなってE個だけの範囲になると思ってしまったために理解ができませんでした。

よくよく読んでみて、Fの解答も踏まえると
①「領域」という範囲の中の一部分に「セル」が含まれている
②「割当済み」になるのはセルだけだが「空きリスト」はセル範囲の外の領域も含む
ということであれば納得できるかとは思いました。

ただ冒頭に「セルを1列に連続して並べた領域がある」「領域のセル数や,対応する整数の範囲には,特に制限がない」とあるので「領域」のすべてがセルで埋められているのではとも思えてしまいます・・・
どこか私の理解がおかしいのは間違いないですが、どうしてもどこで判断すべきかが分からないため質問させていただきました。

いずれにしても初見で時間内に判断できる自信が持てないのですが、アルゴリズムを成立させるために∞という概念を用いるというのはよくあることという感じなんでしょうか?
2021.11.19 01:26
KanaSatoさん(No.2) 

>セルを1列に連続して並べた領域がある。この領域中のセルについて,割当てと解放の処理を行う。


>各セルは,"空き"又は"割当済み"のいずれかの状態にある。
>現在,領域中のどのセルが"空き"の状態にあるかという情報を,空きリストとして保持している。


>ここで,記号"-∞"は,領域中のどのセル位置の値よりも小さい整数を表し,記号"+∞"は,領域中のどのセル位置の値よりも大きい整数を表すものとする。
>また,セル位置-∞~+∞のうち,領域外の部分には"空き"セルが並んでいるものとする。

①から今回問題になっている領域はすべてセルです。「割当てと解放の処理」が行われるのは領域中のセルのみです。

③から領域外にも"空き"セルが並んでいます。ただし、これらの"空き"セルは①でいうところの領域ではありませんので、「割当てと解放の処理」の対象にはなりません。

②から空きリストは、「領域中のどのセルが"空き"の状態にあるかという情報」を保持するためのリストであることがわかります。“-∞” や “∞” という表記は、「領域中のどのセルが"空き"の状態にあるかという情報」を表現するために使われているだけで、-∞ や -1 自体はそもそも領域ではありませんから、{-∞, -1} という空きリストを「-∞ から -1の “領域” が空いている」と解釈するのは間違っています。


>問題文の「領域中のセル数が E 個であるとする。」という文が、-∞~∞という範囲ではなくなってE個だけの範囲になる
というのも正確に読み下すのであれば、「割当てと解放の処理の対象にするセル数が E 個であるとする」です。そうすれば、「-∞~∞という範囲ではなくなって」という解釈にはなりえないことがお分かりいただけるかと思います。

>アルゴリズムを成立させるために∞という概念を用いるというのはよくあることという感じなんでしょうか?
については申し訳ございませんが、わたくしもよくわかりません。
2021.11.19 09:41
 けんさん(No.3) 
KanaSatoさん
回答ありがとうございます。

内容を読ませていただいた上でよくよく考えました。
「領域」という概念が私の思っていたものと違っていたようでした。

確かに「セル位置-∞~+∞のうち,領域外の部分には"空き"セルが並んでいるものとする。」という記述がありますね。
つまり「割当てと解放の処理の対象にするセル」が領域ということですよね。

この部分が理解できていないと後半のほとんどの問題が解けないので、試験でそういったことが起きたらと不安になります。

ありがとうございました。
2021.11.19 15:50
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