基本情報技術者 試験情報＆徹底解説 -新制度に完全対応-

bをオの航空券発券システム、cをイの航空会社にしたのですが、bがエの航空券、cがカの便の選択肢に何故なるのかがわからないです。

問題文を見てもあまりピンと来ないです。

※追記です。

問題文の航空券発券業務の内容の(1)～(4)を読んだのですが、航空券や便の事が細かく書かれていなかったので、正直わからなかったです。

〔bについて〕
(2)の顧客の申込内容に"人数"が含まれ、(4)で顧客に航空券を発券していることから、顧客からみた航空券の多重度は「1以上」です。また、座席が空席であればどの航空券とも対応せず、席が予約済であれば1つの航空券と対応することになります。つまり座席から見た航空券の多重度は「0または1」です。

これら多重度の適切性から[b]は航空券とわかります。

もし[b]が航空券発券システムならば、多重度の辻褄が合いません。

〔cについて〕
出発日時・到着日時・出発空港・到着空港は便ごとに設定されるデータですので、[c]には便が入ります。

もし[c]が航空会社だとして、航空会社ごとに便名・出発日時・到着日時のデータをもつならば、1つの航空会社につき1つの便しか登録できないことになってしまいます。これは常識的に考えて異常です。また、[c]を航空機とした場合でも同様に、その航空機に対して一意に航路が決まることになってしまうので誤ったデータ設計となります。