基本情報技術者 試験情報＆徹底解説 -新制度に完全対応-

基本情報技術者試験の アルゴリズムの問題が解けるようになるためには、Visual Basic やＣ言語などで プログラムを作るという事をしないと、基本情報技術者試験の アルゴリズムの問題が解けるようにならないという話を聞くことが有るのですが、そうですか？

  プログラミングができても人力トレース力は高まりません。FEのアルゴリズム問題に関しては人力トレースができることは必須条件です。ですので、プログラミングができたとしても人力トレースができない人がいるとしたら、その人が高得点をとることは難しいでしょう。ただ、プログラムを組むことでデバッガ等で自動トレースができので、アルゴリズムの問題解決の過程の理解は高まります。プログラミングに関して言えば、できるに越したことはありませんが、アルゴリズムがどういう原理で問題解決を行うのかを十分に理解できていれば、できなくても問題は解けると思います。
  本の解説を読んでもそのアルゴリズムの原理が全く理解できないという方には、多少遠回りかもしれませんが、プログラム言語の学習からはじめるのもよいかと思います。

アルゴリズム問題は、古いタイプの「手続き型手法」による問題なので、Javaなどのオブジェクト指向から入った人は、やはり苦労すると思います。
もし、一からアルゴリズムの勉強をしようと思うなら、手続き型手法の基本から学べる、C言語がいいと思います。
ただし、PCに開発環境を作るのと、学習途中で出会うポインタが鬼門になると思います。
そこを超えられれば、比較的学習しやすい言語です。