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平成24年秋期問7(経営戦略) [4171]

 あこさん(No.1) 
設問4の(d)が、どうしてキャッシュフローが増になるのが理解できません。
在庫数の増減は金額には関係ないのでは?と思ったのですが、どなたか教えていただけますでしょうか?

解説の「キャッシュフロー(CF)は企業会計で使われる概念で、一定期間における現金の流入出の金額を表します。キャッシュフローが増加するということは企業内に現金が多くとどまるということです。」というのもいまいちよくわかりません。
流出入というからには、現金の入りが少なく、出るほうが多かった時にもキャッシュフローが増加ということになるのでしょうか?
2022.04.28 15:47
nsさん(No.2) 
FE シルバーマイスター
キャッシュフローについて参考書などできちんと確認された方がいいと思います。

キャッシュフローは現金の流入をプラス、流出をマイナスとして計算します。
材料・部品の仕入れで現金が流出し、製品を売ることで現金が流入するのがメインになります。
在庫が多いということは、仕入れのための流出が発生しているのに、そこから得られるはずの流入が起きていない状態ですので、キャッシュフローの低下につながります。
2022.04.28 16:46
 あこさん(No.3) 
ご回答ありがとうございます。

例えば、年間50個売れる製品があったとして、
(在庫が100個の場合)
仕入れで100個分の支払い(-100)  +  売り上げ(50)  =  -50
(在庫が50個の場合)
仕入れで50個分の支払い(-50)  +  売り上げ(50)  =  0

-50<0で
数値としては在庫数が50個の時のほうが大きいのでキャッシュフローは増加という考え方であってますでしょうか?

キャッシュフローは一定期間内で見るものなので、
在庫数がいくつだとしても、
生産数=販売数の時にはキャッシュフローに変化は無しですか?
それとも、売上分から現状保持している在庫の分をマイナスされるのでしょうか?

すみません。
こんがらがってしまい、的外れな質問をしているかもしれません・・・💦
2022.04.28 23:35
nsさん(No.4) 
FE シルバーマイスター
大まかにはあこさんの考え方で合っていますが、少々おかしな部分があります。

>例えば、年間50個売れる製品があったとして、
>(在庫が100個の場合)
>仕入れで100個分の支払い(-100)  +  売り上げ(50)  =  -50
「在庫」というのは、「製造したけれど、まだ売っていないもの」を指す言葉です。50個売り上げて、なお100個の在庫があるのであれば、製造数は150個のはずです。
また、キャッシュフローはあくまでお金の話ですので、製品の個数そのものではなく、仕入額・販売額で計算する必要があります。

>生産数=販売数の時にはキャッシュフローに変化は無しですか?
生産に必要な現金と販売によって得られる現金がイコールならそうなりますが、普通はそうはならないでしょう。100円で仕入れた部品から製品を作って、それを100円で売ったら利益が出ません。
細かいことを考えると、製造部分でも人件費とか光熱費とかが出てくるので、"100円で仕入れて100円で販売"を現実でやるとキャッシュフローはマイナスになると思います。
2022.04.29 22:31
 あこさん(No.5) 
理解できました!
ご丁寧に説明いただき助かりました。
ありがとうございます!
2022.04.29 22:48
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