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[1489] 平成27年秋季  問6

 haruさん(No.1) 
問題文の解釈についての質問です。
設問において「設計工程に着手する前の時点に見積もった開発規模は100kステップであった。」とありますが,これは
(i)設計工程のステップ数が100kステップである(プログラミング工程とテスト工程の規模は未定)
(ii)設計・プログラミング・テスト工程のすべてを合わせて100kステップである(内訳は未定)
(iii)設計・プログラミング・テスト工程のそれぞれが100kステップである(すべて既知)
のどの解釈をすればよいのかで悩んでいます。
解説をみるかぎりでは(iii)の解釈がなされているように思えるのですが,設問の文章でなぜそのように解釈できるのかがしっくりきていません。
一般的に"開発規模"と言われれば"各工程それぞれ"のことを指すのでしょうか?
問題の内容自体の質問ではないかもしれませんが,お願い致します。
2018.10.16 18:11
助け人さん(No.2) 
FE ゴールドマイスター
開発規模は、各工程で共通です。つまり、ある開発規模のものを設計し、同じ開発規模のものをプログラミングし、同じ開発規模のものをテストします。

表1に工程別の生産性がありますが、もし、開発規模が10kステップなら、
設計工程の工数=10÷0.05=200人時
プログラミング工程及びテスト工程の工数=10÷0.1=100人時
合計すると、200+100+100=400人時となり、
全体の生産性=10÷400=0.025kステップ/人時です。

ただし、事前に見積もった通りの開発規模になるとは限りません。設計工程前に見積もったら10kステップだとしても、設計工程が終わって(プログラミング工程前)見積もったら12kステップになることもあるし、プログラミング工程が終わって(テスト工程前)見積もったら15kステップになることもあります。

こういうことがよくあるので、プロジェクト開始前に見積もった開発規模を前提に進めても、開発の途中で開発規模が膨らみ、スケジュール遅延やコスト超過が発生します。
2018.10.16 19:05

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