平成23年特別試験問題 午前問11

問11解説へ
主記憶のアクセス時間60ナノ秒,キャッシュメモリのアクセス時間10ナノ秒のシステムがある。キャッシュメモリを介して主記憶にアクセスする場合の実効アクセス時間が15ナノ秒であるとき,キャッシュメモリのヒット率は幾らか。
- 0.1
- 0.17
- 0.83
- 0.9
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解説
定番の出題パターンである実行アクセス速度を求める問題とは反対に、実行アクセス速度からキャッシュメモリのヒット率を求める少し変化を加えた問題です。
実効アクセス時間を求めるための公式は、
(キャッシュメモリのアクセス時間×ヒット率)+主記憶のアクセス時間×(1-ヒット率)
で表せます。
今回は実行アクセス時間がわかっているのでヒット率を"N"として計算します。
(10×N)+(60×(1-N))=15
10N+60-60N=15
-50N=-45
N=0.9
計算結果からキャッシュメモリのヒット率は0.9となります。
実効アクセス時間を求めるための公式は、
(キャッシュメモリのアクセス時間×ヒット率)+主記憶のアクセス時間×(1-ヒット率)
で表せます。
今回は実行アクセス時間がわかっているのでヒット率を"N"として計算します。
(10×N)+(60×(1-N))=15
10N+60-60N=15
-50N=-45
N=0.9
計算結果からキャッシュメモリのヒット率は0.9となります。
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