平成14年秋期試験問題 午前問30

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
五つのタスクを単体で実行した場合のCPU(処理装置)とI/O(入出力装置)の処理時間は,表のとおりである。優先度"高"のタスクとどのタスクを組み合わせれば,組み合わせたタスクが同時に実行を開始してから,両方のタスクの実行が終了するまでの間のCPUの遊休時間をゼロにできるか。ここで,各タスクが使用する入出力装置は異なるものであり,並行して動作し,OSのオーバーヘッドは無視できるものとする。

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分野:テクノロジ系
中分類:ソフトウェア
小分類:オペレーティングシステム
解説
時間の経過とCPUの使用状況を表にしながら考えるとわかりやすいと思います。

まず優先度が唯一"高"であるタスクAは、他のタスクの実行によって待ち状態になることはないので、表にタスクAのCPU使用状況を描き入れます。
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他のタスクはタスクAがCPUを使用していない間だけCPUを使用することができるので、他のタスクのCPU使用を描き入れます。
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赤い文字で書かれている時間がCPUの遊休時間になります。

表にしてみると一目瞭然でタスクAとタスクDの組合せだけがCPUの遊休時間をゼロにできることがわかります。

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