平成29年秋期試験午前問題 問54
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プロジェクトで発生した課題の傾向を分析するために,ステークホルダ,コスト,スケジュール,品質などの管理項目別の課題件数を棒グラフとして件数が多い順に並べ,この順で累積した課題件数を折れ線グラフとして重ね合わせた図を作成した。この図はどれか。
- 管理図
- 散布図
- 特性要因図
- パレート図
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項目を大きい順に並べた棒グラフと、累積構成比を表す折れ線グラフの組合せとくればパレート図です。
パレート図は、値の大きい順に分析対象の項目を並べた棒グラフと、累積構成比を表す折れ線グラフを組み合わせた複合グラフで、主に複数の分析対象の中から、重要である要素を識別するために使用されます。
パレート図は、値の大きい順に分析対象の項目を並べた棒グラフと、累積構成比を表す折れ線グラフを組み合わせた複合グラフで、主に複数の分析対象の中から、重要である要素を識別するために使用されます。

- 管理図は、工程の状態や品質を時系列に記録した図であり、工程が安定した状態にあるかどうかを判断するために用います。
- 散布図は、縦軸、横軸に2項目の量や大きさ等を対応させ、いくつかのデータを点でプロットした図です。2項目間の分布・相関関係を把握するため用いられます。
- 特性要因図は、特性(結果)とそれに影響を及ぼしたと思われる要因(原因)の関係を体系的に表した図です。多くの要素を、直接的な原因と間接的な原因に分別したり、真の問題点を明確にする目的で用いられます。
- 正しい。