平成17年春期試験午前問題 問72

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
図は二つの会社の損益分岐点を示したものである。A社とB社の損益分析に関する記述のうち,適切なものはどれか。
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  • A社,B社ともに売上高が増加した場合,固定費の少ないB社の利益がA社に比べて増加する。
  • A社では製品1個当たりの変動費が少ないので,損益分岐点を超えた売上高のとき,B社に比べ利益が大きくなる。
  • 両社の損益分岐点は同じなので,同じ利益を生み出している場合,両社の売上高は同じである。
  • 両社は損益分岐点が同じであり,したがって損益も同じである。
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分野:ストラテジ系
中分類:企業活動
小分類:会計・財務
損益分岐点は、売上高と費用の合計が等しく利益が0となる売上高のことです。費用は、売上高の大小にかかわらず一定してかかる固定費、売上高の増加に比例して増加する変動費の2つに分類することができます。
図中で売上高0の状態で発生している費用が固定費でA社では70,B社では30になります。変動費は売上高-固定費で求めることができ、売上高が100の時点で、

 [A社]100-70=30
 [B社]100-30=70

また売上高に対する割合である変動費率は、A社:0.3,B社:0.7になります。
  • 固定費の多さは関係なく、損益分岐点を超えると変動費率の低いA社の利益が多くなります。
  • 正しい。売上高が150の場合で計算してみると、

     [A社]150-70-(150×0.3)=35
     [B社]150-30-(150×0.7)=15

    となり、A社の方が利益額が多くなることが確認できます。
  • 損益分岐点前後の利益は売上高によって異なります。
  • 固定費がA社(70)とB社(30)で異なるため、損益分岐点売上高以外での損益は異なってきます。

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