平成15年春期試験問題 午前問34

問34解説へ
あるアプリケーションから見て,OSのオーバヘッドと特定できるものはどれか。
- アプリケーションの割込み処理の実行時間
- タスクスケジューラの実行時間
- ほかのアプリケーションの実行時間
- リエントラントプログラムの実行時間
正解 イ問題へ
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解説
オーバヘッドとは、本来の処理に加えて余分にかかる負荷や時間のことを指す言葉で、オーバヘッドはできるだけ小さいことが望ましいです。
OSは、タスク管理・記憶域管理・ファイル管理・入出力管理などを行っています。「イ」の「タスクスケジューラの実行時間」は、タスク管理で行われるものであり、OSのオーバヘッドと特定できます。
OSは、タスク管理・記憶域管理・ファイル管理・入出力管理などを行っています。「イ」の「タスクスケジューラの実行時間」は、タスク管理で行われるものであり、OSのオーバヘッドと特定できます。
- アプリケーションそのものの時間であり、OSのオーバヘッドと特定できません。
- 正しい。
- アプリケーションそのものの時間であり、OSのオーバヘッドと特定できません。
- 複数のプロセスで同時実行処理が可能なプログラムを再入可能であるといいます。アプリケーションが再入可能プログラムを使用して実行される場合には、そのアプリケーションプログラムの実行時間であり、OSのオーバヘッドと特定できません。
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