令和6年度試験問題 問45
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金融庁"財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準(令和5年)"に基づいて,内部統制の基本的要素を,統制環境,リスクの評価と対応,統制活動,情報と伝達,モニタリング,ITへの対応の六つに分類したときに,統制活動に該当するものはどれか。
- 経営者が自らの意思としての経営方針を全社的に明示していること
- 情報システムの故障・不具合に備えて保険契約に加入しておくこと
- 内部監査部門が定期的に業務監査を実施すること
- 発注業務と検収業務をそれぞれ別の者に担当させること
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解説
金融庁"財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準"では、内部統制の4つの目的を達成するために必要な基本的要素として、①統制環境、②リスクの評価と対応、③統制活動、④情報と伝達、⑤モニタリング、⑥ITへの対応、の6つが掲げられています。
- 統制環境
- 組織の気風を決定し、組織内のすべての者の統制に対する意識に影響を与えるとともに、他の基本的要素の基礎・基盤のこと
- リスクの評価と対応
- 組織目標の達成に影響を与える事象について、組織目標の達成を阻害する要因をリスクとして識別、分析及び評価するプロセス
- 統制活動
- 経営者の命令及び指示が適切に実行されることを確保するために定められる方針及び手続きのこと
- 情報と伝達
- 必要な情報が識別、把握及び処理され、組織内外及び関係者相互に正しく伝えられることを確保すること
- モニタリング
- 内部統制が有効に機能していることを継続的に評価するプロセス
- ITへの対応
- 組織目標を達成するために予め適切な方針及び手続を定め、それを踏まえて、業務の実施において組織の内外のITに対し適切に対応すること
- 統制環境に該当します。
- リスクの評価と対応に該当します。
- モニタリングに該当します。
- 正しい。統制活動に該当します。統制活動には、権限及び職責の付与、職務の分掌等の広範な方針及び手続が含まれます。
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