基本情報技術者平成30年秋期 午前問9 MIPS

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
シャープさん  
(No.1)
基本情報技術者平成30年秋期 午前問9の、MIPSの計算方法について質問です。
問題文は以下のURLです。
https://www.fe-siken.com/kakomon/30_aki/q9.html

(問題)
動作クロック周波数が700MHzのCPUで,命令の実行に必要なクロック数とその命令の出現率が表に示す値である場合,このCPUの性能は約何MIPSか。
※設問に表あり

?疑問点?
正解では、最初に1命令を実行するのに必要な平均クロック数を求めてからMIPSを計算しています。
これを、最初に各命令種別のMIPSを求めて、その平均が答えと同じ結果になると考えました。しかし、数値が合わず、不適切な計算方法のようです。なぜ不適切なのでしょうか。
具体的な計算式としては、
700MIPS÷4×0.3+ 700MIPS÷8×0.6+ 700MIPS÷10×0.1=112MIPS
正解が100MIPSなのでふさわしくありません。
不適切な理由が分からないので教えていただけると幸いです。
2022.03.27 16:53
nsさん 
FE シルバーマイスター
(No.2)
結論を申し上げると、「命令の出現率とCPU時間の占有率はイコールではないから」ということになります。

説明を簡単にするために「4クロックの命令(命令A)50%・8クロックの命令(命令B)50%」というパターンを考えてみます。
命令Bを実行するには命令Aの2倍の時間が必要になります。よって、700MHzのCPUにこの命令群を実行させた場合、700MHzのうち、1/3が命令Aの実行に、2/3が命令Bの実行に費やされることになります。
この例でシャープさんの計算式を当てはめると、700÷4×0.5+700÷8×0.5となります。この式は700MHzのうち、1/2ずつを命令A、Bに割り当て、MIPSを求めるという式になってしまいます。
2022.03.27 18:47
シャープさん  
(No.3)
nsさん
ご回答ありがとうございます。なるほど…
出現率と時間を区別できていませんでした。
具体例までご丁寧にありがとうございました。助かりました。
2022.03.27 21:53

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