平成29年秋期試験午前問題 問68
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企業の競争戦略におけるリーダ戦略はどれか。
- 市場シェアを奪うことを目標に,製品,サービス,販売促進,流通チャネルなどのあらゆる面での差別化戦略を取る。
- 潜在的な需要がありながら,他の企業が参入してこないような専門特化した市場に,限られた経営資源を集中する。
- 目標とする企業の戦略を観察し,迅速に模倣することによって,開発や広告のコストを抑制し,市場での存続を図る。
- 利潤,好評判の維持・向上と最適市場シェアの確保を目標として,市場内の全ての顧客をターゲットにした全方位戦略を取る。
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フィリップ・コトラーによって提唱された競争戦略では、企業の業界地位を市場占有率によって次の4つに分けています。
- リーダ
- 市場においてナンバー1のシェアを誇る企業
- チャレンジャ
- リーダに次ぐシェアを保持し、リーダに競争をしかける企業
- ニッチャ
- 小さいながらも特定の市場で、独自の地位を築いている企業
- フォロワ
- リーダやチャレンジャの戦略を模倣して、市場での地位を維持している企業
- チャレンジャがとるべき差別化戦略です。
- ニッチャがとるべき集中戦略(ニッチ戦略)です。
- フォロワがとるべきコストリーダーシップ戦略(低価格戦略)です
- 正しい。リーダ企業のとるべき戦略です。