平成28年春期試験問題 午前問30
問30解説へ
DBMSにおいて,複数のトランザクション処理プログラムが同一データベースを同時に更新する場合,論理的な矛盾を生じさせないために用いる技法はどれか。
- 再編成
- 正規化
- 整合性制約
- 排他制御
正解 エ問題へ
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解説
- 再編成は、データベースの断片化を解消するために、物理的な順序の最適化や空き領域の整理を行う処理です。
- 正規化は、関係データベースを構築するに当たり、データの冗長性の排除、整合性の確保、及び保守性の向上などを目的として行われる処理です。
- 整合性制約は、データベースの整合性を保つために表や列に設定される制約です。主キー制約、NOT NULL制約、一意性制約、外部キー制約、チェック制約があります。
- 正しい。排他制御は、トランザクションの整合性を保つために1つのタスクがトランザクションを実行中は、その処理が終わるまで他のタスクからのトランザクション要求を待機させる仕組みです。複数のトランザクションが同じデータを更新しようとしたときに、データを「ロック」することで同時更新による更新消失を防ぎます。
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