平成21年春期試験問題 午前問34
問34解説へ
関係データベースの操作に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- 結合は,二つ以上の表を連結して,一つの表を生成することをいう。
- 射影は,表の中から条件に合致した行を取り出すことをいう。
- 選択は,表の中から特定の列を取り出すことをいう。
- 挿入は,表に対して特定の列を挿入することをいう。
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解説
- 正しい。結合は、2つの表がもつ共通の属性(列)で結合を行い新しい表を作り出す操作です。SQLではJOIN句による方法とWHERE句による方法があります。//JOIN句
SELECT * FROM tblA INNER JOIN tblB ON tblA.id = tblB.id
//WHERE句
WHERE tblA.id = tblB.id - 射影は、表の中から特定の列を取り出す操作です。SQLのSELECT文がこの操作に対応します。SELECT name, age FROM users
- 選択は、表の中から条件に合致した行を取り出す操作です。SQLのWHERE句等がこの操作に対応します。SELECT * FROM users
WHERE age > 20 AND city = 'Tokyo' - 挿入は、表に対して特定の行を差し込む操作です。SQLのINSERT文がこの操作に対応します。列の挿入はSQLのADD句で行われるため、操作名としては「追加」が適当です。INSERT INTO users (name, age) VALUES ('Alice', 30)
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