平成18年春期試験午前問題 問60

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
トランザクションのACID特性に関する記述のうち,適切なものはどれか。

  • コミット後にシステム障害が発生した場合,その内容は変更前の状態に戻される。
  • トランザクションが同時に実行されても,互いに干渉しない。
  • トランザクションの実行の結果,データベースの整合性が崩れることも許容する。
  • トランザクションの途中でシステム障害が発生しても,障害発生時までの変更内容は保存される。
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分野:テクノロジ系
中分類:データベース
小分類:トランザクション処理
ACID特性は、データベースのトランザクション処理を行う上で必要不可欠とされる4つの性質(Atomicity・Consistency・Isolation・Durability)の頭文字を並べた言葉です。
Atomicity:原子性
トランザクション内の処理がすべて実行されるか、または全く実行されないことを保証する性質。
Consistency:一貫性
トランザクションによりデータの矛盾が生じないこと。常にデータベースの整合性が保たれていることを保証する性質。
Isolation:独立性
複数のトランザクションを同時に実行した場合と、順番に実行した場合の結果が等しくなることを保証する性質。一般にロックなどをかけることで直列可能性を保証する。
隔離性と呼ばれる場合もある。
Durability:永続性
一旦正常終了したトランザクションの結果は、以後システムに障害が発生しても失われないことを保証する性質。
耐久性と呼ばれる場合もある。
これらの特性をもとに各記述を検証すると、
  • 誤り。一度コミットされたデータはその後の障害によって失われることはありません。(永続性)
  • 正しい。複数のトランザクションが同時実行された場合でもすべてが正しく処理されます。(独立性)
  • 誤り。トランザクション実行によってデータに矛盾が生じることを許しません。(一貫性)
  • 誤り。トランザクションはコミットされたか、全く実行されなかったかのどちらかの状態で完結します。途中まで変更内容だけがデータベースに反映されることは許されません。(原子性)

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