平成17年秋期試験問題 午前問20

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
外部割込みに分類されるのはどれか。

  • 主記憶に存在しないページをアクセスしようとしたときに発生する割込み
  • 入出力要求など,OSに対してサービスを依頼したときに発生する割込み
  • ハードウェアが異常を検知したときに発生する割込み
  • 浮動小数点演算でオーバーフローが起こったときに発生する割込み
正解 問題へ
分野:テクノロジ系
中分類:コンピュータ構成要素
小分類:プロセッサ
解説
割込み(Interrupt)は、すぐに対処しなくてはならない問題などがシステムに生じたときに、実行中のプログラムの処理をいったん停止し、優先的に事象の解決を図ることを可能にする仕組みです。

割込みは、実行中のプログラムが原因でCPU内部で発生する内部割込みと、それ以外のCPU外部で発生する外部割込みに分類することができます。
内部割込み
実行中のプログラムが原因で起こる割込み
0除算やオーバーフローなどのプログラム中での不正な処理や、ページフォールトの発生、入出力処理などの機能をシステムコールをしてOSに依頼するためのSVC(スーパーバイザコール)割込みなどがある。
外部割込み
内部割込み以外の原因で起こる割込み
タイマ割込み、入力装置の操作などによって発生する入出力割込み、ハードウェアに障害が発生したときの機械チェック割込みなどがある。
  • 実行中のプログラムに起因する割込みなので、内部割込みに分類されます。
  • SVC割込みなのでなので、内部割込みに分類されます。
  • 正しい。機械チェック割込みは外部割込みに分類されます。
  • 実行中のプログラムに起因する割込みなので、内部割込みに分類されます。

Pagetop