平成16年春期試験問題 午前問19

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
キャッシュメモリと主記憶に関するアクセス時間とヒット率の組合せのうち,主記憶の実効アクセス時間が最も短くなるのはどれか。

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分野:テクノロジ系
中分類:コンピュータ構成要素
小分類:メモリ
解説
主記憶の実効アクセス時間とは、キャッシュメモリと主記憶が存在する場合、実際の1アクセスに要する平均時間であり、以下の式で計算します。

 (キャッシュメモリのアクセス時間×ヒット率)+主記憶のアクセス時間×(1-ヒット率)

この式に各選択肢の値を代入して実効アクセス時間を計算して最も短くなるものを導きます。
  • 10×0.6+70×(1-0.6)=6+28=34(ナノ秒)
  • 10×0.7+70×(1-0.7)=7+21=28(ナノ秒)
  • 20×0.7+50×(1-0.7)=14+15=29(ナノ秒)
  • 20×0.8+50×(1-0.8)=16+10=26(ナノ秒)
したがって実効アクセス時間が最も短いのは「エ」の組合せです。

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