平成15年春期試験問題 午前問21

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】
プロセッサが割込みを発生するのはどの場合か。

  • インタリーブ方式によるメモリバンクの切替え完了
  • キャッシュメモリに対するヒットミスの発生
  • 入出力開始命令の実行
  • 浮動小数点演算命令実行によるあふれ(オーバーフロー)の発生
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分野:テクノロジ系
中分類:コンピュータ構成要素
小分類:プロセッサ
解説
割込み(Interrupt)とは、すぐに対処しなくてはならない問題などがシステムに生じたときに、実行中のプログラムの処理をいったん停止し、優先的に事象の解決を図ることを可能にする仕組みのことです。

割込みは、実行中のプログラムが原因によるCPU内部で発生する内部割込みと、それ以外のCPU外部で発生する外部割込みに分類できます。
内部割込み
実行中のプログラムが原因で起こる割込み
例)プログラム割込み、SVC割込み、ページフォールト
外部割り込み
内部割込み以外の原因で起こる割込み
例)タイマ割込み、コンソール割込み、入出力割込み、機械チェック割込み
したがって、「エ」が内部割込みに分類される「プログラム割込み」に該当します。その他の「プログラム割込み」としては、ゼロによる除算、記憶保護違反などの場合も発生します。
なお、その他の事例では割込みが発生することはありません。

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