平成15年秋期試験問題 午前問74

ある製品の設定価格と期待需要の関係が1次式で近似できるとき,次の a に入る適切な数値はどれか。
  • 設定価格を3,000円にすると,需要は0になる。
  • 設定価格を1,000円にすると,需要は60,000個になる。
  • 設定価格を1,500円にすると,需要はa個になる。

  • 30,000
  • 35,000
  • 40,000
  • 45,000
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分野 :ストラテジ系
中分類:企業活動
小分類:業務分析・データ利活用
解説
設定価格が3000円のとき需要が0個、設定価格が1000円のとき需要が60,000個となるので、両者の差を取って1次式で表すと傾きが、

 (1000-3000)x=(60,000-0)
 x=-30

となり、設定価格が1円上がるごとに需要が30個ずつ少なくなっていく関係であることがわかります。

この関係をもとに設定価格1,500円の場合の需要を計算します。設定価格1,000円の場合より500円高いので、需要の減少数は、

 500円×(-30個)=15,000個

となり、設定価格1,000円のときより需要が15,000個減少すると計算できます。したがって、設定価格1,500円の場合の需要は、

 60,000個-15,000個=45,000個

45,000個であることがわかります。

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