平成14年秋期試験午前問題 問56

情報処理技術者試験合格率アップセミナー
データバックアップ作業に関する記述のうち,適切なものはどれか。

  • バックアップからの復旧時間を最小化するために,差分バックアップを採用するのが最も有効な方法である。
  • バックアップ作業時間を最小化するために,同一記憶媒体内にバックアップデータを置くことが,最も有効な方法である。
  • バックアップ処理を正常に終わらせるために,バックアップ処理と業務処理が重ならないようにスケジューリングするべきである。
  • バックアップ用媒体は,磁気テープなどのランダムアクセスが可能な媒体にすべきである。
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分野:マネジメント系
中分類:サービスマネジメント
小分類:サービスの運用
バックアップ方式には次のような種類があります。
フルバックアップ方式
毎回ディスク全体のバックアップを行う方式。復旧時間は短くなるが、バックアップに要する時間は長い。
差分バックアップ方式
定期的にフルバックアップを行い、フルバックアップの間の期間は、フルバックアップ以降に変更のあったファイル(差分)だけを記録していく方式。バックアップ時間は短くて済むが、復旧は"フルバックアップの適用→差分バックアップを適用"という流れになるのでフルバックアップ方式と比較して時間がかかる。
  • 差分バックアップは、フルバックアップファイルを適用後に差分ファイルを適用するので、フルバックアップファイル方式に比べて復旧時間は長くなります。
  • 同一記憶媒体内にバックアップデータを置くと、媒体障害時に復旧できなくなります。
    したがって、バックアップデータは別の媒体に置くべきです。
  • 正しい。バックアップ処理と業務処理が重なると正常にバックアップされない可能性があるので、バックアップは業務時間外に実施するのが適切な運用です。
  • 磁気テープはシーケンシャルアクセス(媒体の先頭から順に読み込んでいくタイプのアクセス方法)です。
    ランダムアクセスできる媒体(ハードディスクや光ディスク、フラッシュメモリなど)は、シーケンシャルアクセスしかできない媒体(磁気テープ)と比較して容量当たりのコストが高くなります。バックアップ媒体は、アクセス速度、容量、コストなどを考慮した上で決定します。

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