試験当日の心得

午前試験免除制度対応!基本情報技術者試験のeラーニング【独習ゼミ】

1.マークシートの記入ミス

これは一番やりたくないミスです。解答のマークミスならまだなんとかなる可能性がありますが、受験番号、生年月日のマークミスをしてしまった場合一切採点されません。ありえないとこと思うかもしれませんが試験のたびに必ず数人はこのマークシートの記入ミスで採点不可となってしまっているのです。

一番ありそうなのは、問題を気にするあまり受験番号のマークより先に問題に手をつけてしまいそのまま気が付かずに試験が終わってしまうパターンです。試験当日は、開始時に試験官が受験番号、生年月日を開始時にマークするように指示があると思います。受験番号、生年月日のマークは試験開始と同時にするように心に決めておきましょう。また午後問題は選択した問題にチェックを付けるようになっています。午後問題を解いていると集中するあまり、このチェックを忘れてしまいそうになるので十分に注意してください。

稀にまとめてマークシートに記入する人がいますが、これはあまりおすすめできる戦法ではありません。一つでもずれていたらとても大変なことになってしまいますから。

2.試験開始の1時間前には会場に到着する

少なくとも試験開始の一時間前を目安に試験会場に到着し、自分の受験する教室の様子(机の大きさ、席の配置)などを確認することをお勧めします。時間が余れば自信をもって本番に臨めるように今までの学習の復習をしていればいいと思います。自分の好きな飲み物でも飲みながら心をリラックスさせるのもいいでしょう。

会場が自宅から遠く、交通機関を使って現地に向かう人がほとんどだと思います。会場に到着するまでにどんなアクシデントがあるかわかりません。この点からも時間に余裕を持った行動をおすすめします。

会場が自宅から遠く交通機関を使って、現地に向かう人がほとんどだと思います。会場につくまでにどんなアクシデントがあるかわかりません。この点からも時間に余裕を持った到着をするにこしたことはないと思います。

3.試験会場の環境に注意

これは、会場ごとに影響がある場所とそうでもない場所があると思うのですが、試験会場の冷暖房やまわりの騒音に用心して準備をしておくことも必要かと思います。
実際に、試験会場が暑い(寒い)ので集中できなかったとか、学校などの会場で窓を開放して試験をやっていると周りの部活動の音が大きくて落ち着かなかったなどの感想を聞くことがあります。

会場のせいなので不運といってしまえばそれまでなのですが、そうも言ってられないので試験会場やその日の寒暖に対応できる服装や準備を心がけましょう。(※2016.10.17 以前は耳栓が使用できましたが、使用禁止になったようです。)

4.試験当日は早起きして朝食をしっかりとる

寝不足では本来の実力は発揮できません。試験前日は最後の追い込みをしたいという気持ちはわかりますが、勉強は適当に切り上げて脳と身体を休ませてあげてください。

人間の脳が本来の状態で活発に動き始めるのは、起床から2時間後以降だと言われています。試験時間に脳のピークを持ってくるように開始時間の2時間以上前には起きましょう。
それに加えて朝食も脳の活動のためには欠かせません。いつも朝食を食べる子供と、いつも食べない子供では午前中の集中力に差がでるという実験結果も報告されています。

5.昼食はあらかじめ用意しておく

試験会場近くのコンビニなどで買おうと計画している人は注意が必要です。

当日、会場には何千人という人が受験しに訪れます。お昼休みは12時から13時の間ですが、近くのコンビニは大変な人だかりになり、ご飯類がすべて売り切れてしまうことになります。
もし事前に用意していなければ昼食を手に入れることができず、空腹のまま午後試験に臨まなければならない事態になりかねません。試験会場周辺は、土地鑑がないこともあり得ますし、別のコンビニを探すといってもなかなか見つからず、午後の試験前に昼食を手に入れるので疲れてしまいそうです。

このようなことを避けるためにも必ず昼食を用意して試験会場に行きましょう。自宅近くのコンビニで飲み物と軽食を買っていくだけで安心してお昼のブレイクタイムを過ごすことができます。

6.余裕があれば午前試験は途中退室

午前問題は過去問題からの流用が多く、問題演習を数多くこなした受験者であれば1.5時間程度で全問を解答することができるでしょう。残りの時間にわからない問題を考えるのもいいのですが、午前試験の突破が確実であれば途中で切り上げて、午後試験までの休息時間を多く取るのも1つの作戦です。
どちらかといえば午後試験が難しいと感じる人が多いはずなので、万全の状態で臨めるようにしたいですね。

おすすめの問題の解き方

試験では素早くとける語句問題を優先的に解答していきましょう。時間のかかる計算問題はあとでゆっくり解いたほうが効率的です。
また午前問題で最初のほうに難しい問題を持ってきて、受験者を戸惑わせる場合があります。こういう問題に時間をとられてしまうと、すべての解答ができずに時間切れということにもなりかねませんので、解答計画をもって試験に臨みましょう。

私が実践した問題の解き方を紹介しておきます。あなたに合うかどうかわかりませんが、私が実践してやり易かったため一つの方法として参考にしていただければと思います。

  1. まず試験が始まったら受験番号と生年月日をマークします。
  2. 続いて問題冊子を最初から最後まで一通り目を通しておきます。約1分くらいの時間でどんな問題があるか感じを掴んでおきます。
  3. そして問題に取りかかります。私は問1から解答していけばでいいと思いますが、ストラテジ、マネジメント、テクノロジと問題が分かれているので得意な分野から始めても構いません。
  4. 問題の解き方ですが、問1から順番に解答していき問題用紙とマークシート両方に解答を記入していきます。ひとつ問題を解いたら、自信があれば『〇』、少し不安なら『△』、まったくわからなかったりや時間がかかりそうな計算問題には『?』を問番号の横に付けて行きます。
     わからない問題のときは『?』をつけて次の問題に進んでいきましょう。こんな感じで最後の80問目までとりあえず解いていきます。目標は1問1分以内です。試験時間は150分のためこのペースで行けば80問解答し終えてても少なくても70分は残ることになります。
  5. 一度最後まで解答し終えたら先ほど問題冊子につけた『△』や『?』の問題を残り時間をフルに使ってもう一度考えてみます。再び解いてみてわかった問題は『△』や『?』を消して『〇』に書き直します。

以上ですが、この方法でわからない問題にあたっても気にしないで最後の問までとりあえず解くことで、時間配分がきっちりできることが利点です。また問題ごとに解答の自信を記入してありますから、見直すときも考えるべき問題をすばやく見つけることができます。

この解答方法に興味がありましたらぜひお試しください。


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